ろいずクラシックカーフェスティバル、その4

フェラーリが数台展示されていたが、こちらは最近のフェラーリだと思う。
価格帯が全く別次元なので、この車両の名称すら覚える気がしない。
ただ社長の趣味なのか跳ね馬はあっても猛牛はいなかった気がする。
あれは○星一家のイメージが強すぎるからなのかは判らないが、個人の感想としてはモディファイされた猛牛を見た時に車内が余り綺麗じゃなかったり（フロアマットに砂が沢山）、カッティングシートの細部がイマイチだったりして、ちょっと違うなと思った。
オーナーさんの衣装もハーフパンツにTシャツ、サンダル、パツキン、あと手首や頸に金の装飾品って感じで、これまた「自分の路線とはちょっと違うな」と思った記憶がある（完全に個人の感想です）。
最新式の跳ね馬も良いが、自分的にはこの辺りの車の方がなんとなくしっくりくる。
500馬力だとか700馬力とか言われても現実味が全然ないしね。
無駄に長いフロントオーバーハング、もしかしてFFですか？と訊きたくなる様な感じだが（こんな低いボンネットにエンジン入らねーわ）、これがまた良いのよ。
ただGSに入る時の歩道の段差が怖いね（苦笑）。
気難しそうなエンジンを積んでたり、内装の痛み（加水分解によるべたつき）が大変なんだろうなぁとか思ったり、所有出来ないから好き勝手なことを言う庶民。
でもフェラーリってやっぱ赤だよね（ロッソコルサ？）。

古き良きアメリカを象徴するような車も別棟に展示保管されていた。
エルビスプレスリーの曲が聞こえて来そうな、トランクの上で家族3人が川の字で寝られるくらいに大きいところに持って来て、このシャークフィンのようなものがアメリカだよねぇ。
サンダーバードのペネロープ号みたいな感じで、全長6mくらいあって、V8エンジンがドロドロ言いながらガソリンをまき散らして走って行くのはやっぱりアメリカだよねぇ。
初めてハワイでレンタカーにガソリンを入れたときに、何が何だか判らないままお店にデポジットみたいな金を預けて、あとはアンレデット（無鉛）ガソリンを入れたけど、ガソリンの単位がガロンだから何が何だか判らなかったっけ。
どうよこのコブダイみたいなボンネット形状、これが許されてたんだよねぇ。
タイヤだって黒じゃなくて白だもの。
アメ車が頑丈かどうかは判らないが、これだけボンネットが長ければ事故ってもキャビンまで影響が及ぶこともないんだろうね。
クセの強いアメ車を見てからこの車を見ると凄くホッとする。
が、この車は足車に使ってる感じの距離数で、庶民には「こんなのでスーパーに買い物行っちゃってるわけ？」と思うと社長凄すぎると思うわ（社長はスーパーに買い物行かないか）。
他にも沢山びっくりする様な名車が目白押しだったが、これを無料で見せてくれる懐の太さ、皆さん北の大地に来た際は是非とも「ロイズ」のお店でお買い物をお願いします。