2017年 10月 22日
その先が
「じゃぁ先生お疲れ様でした。これからも宜しくお願いしま〜す」
「こちらこそご馳走様でした。またこれからも頑張りますので今後ともご贔屓に〜(笑)」

内職の打ち上げで食事に出掛け、良い感じに酔いが回ったところで時計を見るとまだ8時を少し回ったところ。
幸いなことに明日は何も予定の無い休日で、まだ帰宅するには早い時刻だ。
内職の女性職員さん集団と別れ、店を出て一人あてもなく歩いていると後ろから声が掛かる。
「先生」
「あ、どうも」
「もうお帰りになるんですか?」
「いや、まだ早い時間だからどうしようかなと思って。先生こそ、他の先生方とどこかに行かないんですか?」
「えぇまぁ」
「明日は祝日で仕事も休みですよね」
「そうなんですよぉ、明日休みだからちょっと私もどこかに行こうかなぁと思って」
「ふーん、みんなとどこかに行かないの?」
「・・・、先生、二人で二次会しません?」
「え?、二人で?。良いけどてか大歓迎だけど、あまり店知らないんだよね」
「そうなんですか?。じゃぁ私の知ってるお店で良いですか?。そこで御馳走して下さい」
「え?、良いけど?」
「じゃぁ決まりですね。そんなに遠い所じゃないんでタクシーじゃなくて歩いて行きません?」
そう言うとその女子職員は自分の腕に自らの腕を絡めてきた。
「え?、あの、その・・・」
それ以上に抗えないのが男の哀しいところである。

程なくして二次会の店に到着。
彼女が時々来ている、と言っても常連で顔なじみって程では無い感じのお店。

「じゃぁカンパーイ」
そう言いながらバーカウンターで普段飲み慣れないカクテルを前ににやけるおっさん。
「先生、いつも大変ですよね。」
「まぁ大変だけど自分の勉強にもなるからね」
「でも大変ですよ。普段の仕事以外に授業の資料作りでしょ?。休みの日にこうやって仕事をしていたら休む暇無いですよね」
「まぁね、確かに休みはないね。資料作りの時間も考えたら決して高い時給にはならないし、引き受けてしまったのはちょっと失敗だったかな(笑)」
「でもそれを断らないのが先生ですよね。うちの上の人達もそれが判ってるから先生にお願いするんですよね。」
「そうそう、絶対に断れない状況を作ってこっちに話を振ってくるところが策士だよね(笑)」
「そうなんですよ、なんだかんだ言って、私を横に座らせて話を始めますからね(笑)」
「だから断れない(笑)」
「へへへ」
「でもそのお陰で私たちとても助かってます、ありがとうございます」
そう言って頭を下げる女子職員。
そんな顔されるとお笑い芸人のネタじゃないが「惚れてまうやろ〜」だ。

そんな他愛も無い話をしていて、何杯かのグラスを傾けた頃、あまりアルコールが得意じゃない彼女は相当酔いが回ってきたのかややろれつが回らない状況で
「次のお店行きます?」とまたまた誘ってきた。
「え?かなり酔ってるんじゃない?。お互い明日休みだから良いけど」
「全然酔ってないですよぉ」
「いや、その口調は酔ってるよ(笑)」
「そうですかぁ?、でもなんだか良い感じなので酔ってないことで良いじゃないですかぁ」
「まぁ本人がそう言うのなら良いんだけど」
「良いんです、次のお店行きましょ!」

良い感じで酔いが回って、支払いの時に600円ほどのお釣りを「取っといて」なんて大盤振る舞い、って程の金額じゃないが釣り銭を受け取らないで店を出たが、領収書を貰ってくるのを忘れたのは痛かった。

三次会はそういう所じゃないホテルのそれも地元ではそれなりに有名なホテルのバーカウンターに突入。
ある程度のの立場になると妙なところには行けないなと思い、でもあまり持ち駒がない自分は差し障りがなさそうな感じの高級感がある店を選択し、結果がホテルのバーカウンターである。
ホテルのバーとなれば逆に「部屋を用意したから」的なそっち方面の妄想も膨らみそうだが、残念かな50年以上生きてきてそのようなシチュエーションに遭遇したことがないので、それ以上の妄想が出来ない。

三次会になると色々な話が出て来て、年上の自分は相手の仕事の愚痴を聞く係になってきたりするのは通例な事だと思う。
「ふーん、そうなんだぁ。色々と大変だよね」
「そうなんですよ。良い職場なんですけどね。やっぱり色々あるんです」
「でも辞める気は無いんでしょ?」
「はい、凄く良い職場なので辞めないですっ!」
そう言いながら敬礼する姿は可愛くてこっちが思わず照れてしまう感じだ。

「先生・・・」
「え?」
「・・・」
「え?」
「・・・、ちょっと飲み過ぎたみたいで、トイレ行っても良いですか?」
「あ、も、勿論」
何を言われるのかとちょっとだけ期待した自分が恥ずかしい。


「失礼しました」
「大丈夫?」
「えぇ、ちょっとスッキリしました。でもまだちょっとこの辺りが」
と言って自分の手を鳩尾に持って行く。
「いやいやいや(照)」
「え?、あ、ごめんなさい、でもセクハラ〜(笑)」
「え〜、そう来るわけ〜?(笑)」

続く

いやぁ家のベッドの上でする妄想って楽しいわ

こんなおっさんなので死んでも良いですか?
てか死んだ方が良いですか?(笑)。



by Wonderfullifewith | 2017-10-22 23:21 | しごとのこと | Comments(2)
Commented by pedi5 at 2017-10-23 23:37
はやく続きが読みたいです。
Commented by Wonderfullifewith at 2017-10-24 09:02
pedi5さん
まさかのコメント内容(笑)。
妄想なので如何様にも出来ますが、経験値(Lv)が低いのでさてどうなりますやら(^◇^;)


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