2015年 06月 15日
芝桜を見物し、ふきだし公園で一息ついた後にD5オーナー様とどこかで落ち合う計画となったが、どこで出会えるかはその時の気分次第というか、ハイドラでお互いの位置を見定めながらの運転となる。 しかし良い時代になったもので、インターネットや携帯のGPS機能を有効活用すれば、そこには素晴らしい出会いが待っていることを直々に具現化している我々、正しい生き方をしていると思う。 そんな感じで車を走らせていると、どうやらルスツ高原近辺で出会えそうな予感。 車内にセットしたスマホの画面を時折チラ見しながら車を走らせていると、ほどなく対向車線でパッシングをする一台の車。 紛れもなくD5オーナー様のマル運さん。 直ぐさま車を近くの駐車場に駐めて再会を祝すおじさん二人。 ご丁寧にお土産を頂いてしまい、恐縮してしまう。 遠路はるばるお越し頂いただけでも十分なお土産なのに、律儀さに頭が下がる思いだ。 「これからどうしますか?」と尋ねると 「時間も時間ですので、このまま宿に直行します」って事だったので、自分が先頭になって出発。 途中までは片側一車線の通常走行だったが、峠にさしかかり登坂車線も出来たことから先導している車を安全に抜き去りつつ、左のパドルを3回ほど引っ張り、右足にグイッと力を入れる。 この速度域なら後輪も同位相に蛇角を取ってラインをトレースしてるんだろうなぁなんて優雅なことを考えながら上り坂を気持ち良く走り込む528i。 タコメーターが赤いラインまで回った辺りで後ろを見ると、D5が見えない。 「ふふふ、振り切ったな」と思ったのもつかの間、D5は自分の死角、つまりは車両左後方にピタッと寄り添うように涼しげな雰囲気で走行していた。 全然引き離せない_| ̄|○。 と言うか、「何でしたらこのまま先に行きましょうか?」みたいな余裕すら感じられた。 BMWが誇る現時点において最後の自然吸気の6気筒エンジンを元気良く回してみることを何度か試みたものの、考えてみればこっちの道を熟知している上に2倍以上もあるトルクのD5を引き離すことは不可能な話な訳で。 恐るべしアルピナ。 勝負にならないことを悟った自分は、牙を折られた上に去勢された猫のように大人しく峠の下りを走るばかり。 街中に入り、いつもなら石山通から川沿にルートを変更するのだが、ちょうど帰宅ラッシュも重なったからなのか南30条の右折車線が長い渋滞となっていて、タイミングを逸した自分はむなしく中央車線を走行。 すると直ぐさま無線で「川沿の道に行かないんですか?」。 えーっと、内地の方ですよね(汗汁)。 ここから右折することを知ってる人って、まんま地元の人ですけど(^◇^;)。 内地の人に道を通り過ぎてしまったことを指摘される道民、恥ずかしすぎる。 「車が混んでて右折車線に入れませんでした」と恥をさらしてしまうとはなんたる屈辱。 その後、別の交差点から川沿に入ったが、自分よりも北の大地の道に関して詳しいと思われるマル運さん、貴方は一体何者なんでしょうか?(笑)。 ホテルに無事チェックインして、夕食をご一緒させて頂くことになったので、我々はそのまま自宅へ。 ここまできてD5とのツーショット写真を1枚も撮影していない失態に気づく。 何やってるんだか ┐('〜`;)┌ 夕食はススキノではなくまたまた麻生(あさぶ)。 麻生と言えば和kyo。 いつものおねいさん達は元気に働いていたことを先ずはご報告。 改めましてのお疲れ様乾杯から始まり、色々な話題で盛り上がる。 いつもの突き出し 刺身の盛り合わせはゴチ、鯖、本マグロ、タコ、カンパチ、サーモン、だったような気がする。 値段的には本マグロが一番かも知れないが、味は他の魚も負けてない。 タコザンギ つまりは唐揚げ全般をこんな感じに呼ぶような気がする。 「このザンギなまらしゃっけー」ってのは北の大地のチェーン店的居酒屋では時折聞かれる言葉である。 冷凍物をチンして供しているような店で、中まで火が通ってない時に言う。 通のフリをするのなら覚えて置いて損はないかも知れないが、そんな料理を出す店に入った時点でアウトだと思う。 アスパラの天麩羅 白いのも良いけど、やっぱアスパラはグリーンでしょ。 和kyoさんと言えばシャモロックも外せない 「手羽はないの?」と何度か食い下がったが、給仕のオネイチャンからは良い返事を頂けなかった。 きっと心の中で「しつこい!、死ねば良いのに」と思っていたかも知れない。 ここらで健康的にサラダを。 やはり中年が集まるとオーダーする中身も健康志向がうかがわれてしまう。 自分、このサラダなら丼一杯でも頂けそうな気がする。 野菜を食べたらやはりタンパク質も取らなければならない。 筋肉を作るのはやはりタンパク質なのだ。 将来寝たきりにならないためにも、肉をしっかり摂取しなければならない。 牛タンと言えば仙台だが、そこで使われている牛肉も海外物らしい。 やはり国産牛や和牛の牛タンとなると、あれだけの量を確保するのが難しいんだろうね。 そうは言っても、外国で生まれても日本で育てれば国産牛になるんだから、この辺のからくりはちょっとどうなの?って気もしないでもないけど、きっとJASが決めたことだからあまり逆らわないことにする。 チーズの天麩羅? そろそろアルコールも良い感じに周り、心神喪失状態になる手前になってきたので、〆はおにぎり。 「大きめでお願いします」と頼むマル運さん。 でもおにぎりはやはりチキンヘッドに軍配が上がるね。 さすがに1個で十分って感じだったが、これを3つオーダーするいつもの面々ってやっぱり凄いんだと再確認した。 居酒屋で酒を飲んで車を運転、スピード超過で信号無視の末のひき逃げと言う痛ましい事故が記憶に新しいが、適当な量を呑むから車を運転しようと思うわけで、これが立っていられないくらいの呑めば誰も運転しようと思わないだろうと常々思ってる。 なのでお店の柱には「車を運転される方の飲酒はご遠慮頂くか、吐いて意識を失う位にお飲み頂くことをオススメします」って看板はどうだろう?。 そんな事を考えて会計を待っていると、別の席からいきなり仕事の顧客様が出現してご挨拶され、ほろ酔いが一気に覚めるという事態に。 バカ話を聞かれていたかと思うと、頭から火が出るほど恥ずかしかった、って一体どんな話をしてるんだか知りたい人は和kyoで集まりましょう。 せめてもの救いは「ここでお会いしたことは家族に内緒にして下さい」と顧客様から言われたこと。 つまりは仕事以外のプライベートは明かさないって事。 もしも、もしも自分を「声を掛けちゃいけないような」お店で見かけた際は、お互い墓場までナイショにしておきましょうって事だ(違うか)。 そんな感じでお別れをしてマル運さんは地下鉄でお帰りになったと思うけど、あの方だったら普通にホテルまで歩いて帰っちゃうこともやりかねないけど、きっと地下鉄でお帰りですよね(笑)。 次の日からはまた別のお方とステキなツーリングを愉しまれたと思うので、それはマル運さんのブログを捜してみて下さればと思いますm(__)m。 人間、生きていれば色々ありますって。 サザンの桑田さんもコンサートの最後に「みんな、死ぬなよ〜」って言って終わったしね。
by Wonderfullifewith
| 2015-06-15 17:26
| くるまのこと
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Comments(6)
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コロすけ
at 2015-06-17 18:54
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>石山通から川沿にルートを変更するのだが
混んでる時は、レクサス交差点から曲がるのが早いかも。(笑) でも…ゴールがススキノ近辺ならそのまま石山通の方が早い場合が有ります。(爆)
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DORA-Q
at 2015-06-19 00:15
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Wonderfullifewith at 2015-06-19 15:17
コロすけさん
「なんでこんなに並んでるの?」と思ってたら、右折レーンでした。 左に行ったら斎場の所の交差点でしたっけ? そこから曲がりました。 ススキノならまっすぐ行っても良かったかも知れませんが、今回は中島公園付近のホテルだったので、川沿いの道を選びました。 でもあの方なら例え中島公園のホテルでも、「取り敢えず」と言ってススキノ経由でしょうね(笑)
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Wonderfullifewith at 2015-06-19 15:18
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d5svb98 at 2015-06-20 01:19
再度、こんばんは、マル運です。
先日は・・・って、1週間経ってしまいましたが(^^ゞ 大変、有り難う御座いました。 今回の旅行での目的「和kyo」さんでのお食事が出来、とても記念になりました(^O^) おにぎりも食べられたし・・・ただ、帰りの地下鉄で寝てしまい、危なく「中島公園」の駅を乗り越すところでした(笑) ちょっとお酒が致死量を越えていたようです(^^ゞ
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Wonderfullifewith at 2015-06-20 07:15
マル運さん
ノルマ達成、おめでとうございます。 ハイドラに登録してくれれば青いマークが出ますかね(笑)。 おにぎり、出来れば3つ逝って頂きたかったです。 でもそうなった暁には次の日の朝食は無理だったかも知れませんね。 アルコールの致死量ギリギリでしたか。 でもちゃんと降りることが出来て良かったです。 和kyoさんは料理もそうですが、おねいちゃん達が良いんです。 今回は一身上の都合によりその辺の絡みが出来ませんでしたが、次回は愉しみましょう!(違うだろ) |
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