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日々雑記

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2023年 09月 26日

夏から秋へ

気づけば1ヶ月位ご無沙汰だったわ。

暑いなぁと思っていたらうっかり掛け布団を飛ばして寝てたら寝冷えする位に朝晩が冷え込む時期になってきた北の大地、数日前からまた持病の仮病でなんとなく身体がダルくて仕方が無い。

風邪薬やら鎮痛剤やら飲んでだましだまし仕事をしている感じだけど、これがいわゆる老化ってヤツなんだろうかと思う今日この頃。
葛根湯も追加して頑張るしかないか。

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久しぶりにオフラインで仕事の勉強の為に街中に繰り出したりして、その帰り道に以前から気になっていたお店に立ち寄ってみる、勿論お一人様で。
こんなオサレなお店にお一人様って一体どういう魂胆なんだよって言われるかもしれないが、お一人様でしか行くことが出来ないだよって何だか涙目になりそうな言い訳しか出てこないのよ。いい年した初老のおっさんは全然イケメンじゃないからさ。

イケメンじゃなくても財布にうなる位の金があれば札びらでホッペタひっぱたいて若いニョシの誰かを連れだそうって事も可能かもしれないけど、それって単なるパパ活じゃね?って言われて終わるからそれも出来ないし、そもそも札びらなんてどこをどう探したって出てくるもんじゃ無いし、それどころか手元から3桁単位の諭吉様がそれこそ湯水のように出て行ってしまうような夏から秋なので(絶賛継続中)、もう出るのはため息くらいしか無い。
農家の長男坊の零細企業の店長なんてそんなものさ。
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基本的に余り雨の日には車に乗らないのだが、最近の天気は全然読めなくて晴れてたかと思うといきなり大雨になったりするからたちが悪い。
それに雨の夕方なんて老眼には運転しにくいったらありゃしない。
ウィンドシールドは油膜処理をしっかりしていたって、見えないものは見えないんだよ〜と泣き言しか出てこないが、雨の日に車に乗るのもたまには乙なもんだなぁと思ったりして(実は洗車が面倒なだけ)。

秋からまた内職がぼちぼち始まって、この日も昼から絶賛4時間の工房実技練習を行った位にして、休みが休みじゃなくなってるって事で全然どこにも行けないジレンマを感じながらも、性格的にドMなのかは判らないが結構そんな状況が嫌いじゃ無かったりする、やっぱりドM。
お陰でツーリングも何も行けたためしがないってのが問題だよな。

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よし洗ってやったぜと悦に入る。
スタンドの門形洗車機にぶち込んでも良いのかもしれないが、なんとなく自分で洗いたいだけって話もあって、
でもコスパだけ考えたら、ケルヒャー買って、シャンプー買って、タオル買って、手間暇掛けてなんてのは完全に割に合わないわけで、それをどう考えるかって言ったら「その行為が好きだから」ってことに落ち着くわけで。
いや落ち着かせてるだけで。
道楽ですが何か?

それで業界のお仕事的にはおもしろい試みをやってみたりしてね。
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白いスーツのおじさんのお店から鶏肉を買ってきて、それを教科書と見比べて「ここの肉なのか!」と趣味と実益を兼ねたことを内職先のお美しい方々とワイワイしているところを動画に撮ったりして。
結局鶏肉を10本以上買っていって、自分は食べないで買ってくるって言うんだから、本当に「おじさんはね、ちょしてるだけで良いんだよ」って感じに他ならない。
え?これ経費で落ちないの?
自腹なの?
馬鹿なの自分?
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お美しい方々が食べ終わった鳥の骨を並べてスケッチしてくれちゃって、それを「個人的趣味のため」って感じを限りなく押し殺して「あくまで学術的に」動画を撮る。
ここまで写っているのは完全にサービスショットだからね。
チキンを食べ終わった後にゴツ盛りのカップ麺を食べちゃうんだから、若いニョシの胃袋は無限大だわ。

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ほらこんな感じであのお肉が組み立てられるんだよ。
つまりだ、あのお肉達の部位(5カ所)には頸と頭は入ってないのだわ。
にしても上手いよねぇ(絵も鶏肉も)。

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鶏肉を研究する会を終えて、さてさて自分の胃袋はどんな具合になってるだろうか?って思ったが、なぜかそれほどお腹が空いているわけでも無くて(なにも食べてないのに)、ぶらぶらドライブでも決め込もうかと車を走らせて、いつもと違うスタバに立ち寄ったり。
テーブルの高さが微妙に合わなくて、あそこの店はパスだと思ったがその店がどこかはあえて言わない。

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鶏肉のお礼では無いが(別件の穴埋め)、内職先のうら若きニョシたち(通称喜び組)の接待でイギリス人の看板の地域に出向く。
2時間ちょっとの間にスマホを弄ったのはほんの数秒で、それ以外はずっと楽しい時間を過ごさせて頂いたのは完全に「役得」だったりするので、皆さんももしそのような機会に恵まれたい場合は悪魔に休日を売り渡してみると良いと思う(休みは無くなるけどね)。

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最初に出てきた蒸し牡蠣以外の写真は全くない。
ちなみに自分が座った席は料理が運ばれてくる一番最初の場所で、その都度皿を分けたり空いたお皿を積み上げて店員さんに手渡したりと、接待してるんだかされてるんだか判らない甲斐甲斐しい動きを見せてしまうのは日頃のしつけの賜だろう(涙)。
ついやっちゃうんだよねぇ。

牡蠣といえばまたオイスターバーで大盛り上がりしたいなぁと呟いてみるので、関係各位におかれましてはその準備を整えたりしませんか?
湘南のお兄様、待ってますよ(笑)。


# by Wonderfullifewith | 2023-09-26 19:12 | まぜまぜ | Comments(5)
2023年 08月 21日

夏が続く

今年はなのか今年もなのか判らなくなってきているが、夏が暑い。

8月下旬に差し掛かろうというのに30度超えの気温が続き、夜も気温がそれほど下がらず寝苦しい状況、エアコンを27度に設定して寝てても朝には汗が首筋をしたたり落ちてくる始末。

26度に設定すると寒く感じるんだけど布団を被っていれば良いのかちょっと心配になる。

夏風邪ひくヤツは馬鹿って言われてるから、ひいたらひいたで単に証明されるだけなんだけど、辛いのはイヤ。

てことで、これと言って夏休みもお盆休みもない状況で8月も絶賛通常営業中ではあるが、やらなければならないこともちょこっとあったりして、それをこなすために休みの日にゴソゴソと動いている。

用事を足しに行くだけだとつまらないので少しでも「ツーリング気分」を味わうために、いつもとは違うルートで車を走らせる。

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じいちゃんと孫で車を共有しているのなら良いが、じいちゃんが免許取って1年未満なら話は変わってくる。

君子危うきに近寄らずだ。

にしても練馬ナンバーってところが少し気になる。


実家方面に出掛けるのに普通ならR275を利用するか高速道路を利用するか、大穴でR12を利用するってのが定番なんだろうけど、それではまりにも芸が無いのでちょっと遠回りしてみる。

今回は岩見沢(いわみざわ)からちょっと横道にそれた、夕張(ゆうばり)方面にある美流渡(みると)にあるログホテルメープルロッジを訪れてみた。

特にアウトドアには全く興味が無い人間がメープルロッジ?って感じがしないでもないが、今使ってる小さいバッグ「TNOK」のバッグがマイナーチェンジしたらしいのと、今使ってるそれがちょっとくたびれてきたので新しくしようと思って実物を確認しに行った次第。

前回は恵庭(えにわ)のこれまたキャンプ場に現物を見に行ったのだが、今回はこちら。

R337から南幌(なんぽろ)に入り、そこからナビの通りに走って無事到着、到着時の気温32度。

車内はエアコンが効いていて全く判らなかったが、外に出てスマホのカメラを覗いたら見事にレンズが曇った。

それまでエアコンの吹き出し口の冷たい風を当てられていたスマホが、一気に30度超えの気温に晒された結果だ。

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ログホテルメープルロッジには日帰り温泉もある様なので、今度機会があったら風呂の利用でもしてみるか。

にしても空知(そらち)にあるのに全然知らなかった。

バッグの現物を確認して、トイレを借りて、飲み物を買って第一の目的終了。

滞在時間10分程度だが、まぁこんなもんでしょ。

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外の緑が濃い、そして草の臭いが強い、ザ田舎って感じがプンプンする。

そして足も腕も紫外線とは全く無縁の自分、色白は七難隠すとは言うが隠して貰ってこれなんだから一体幾つの難が備わっているのだろうかと今更ながらに末恐ろしくなる。

毛陽町(もうようちょう)にある施設をあとにして近くの裏道から桂沢湖に抜けようかと試みるが、そこは未舗装の一車線っぽく、ジムニーのような車じゃないとちょっと無理っぽい感じがしたのでスゴスゴと退散。

それに「クマ注意」の看板に恐れをなしてしまったのは今更のことではない、やるかやられるか、いややられるだけだと思うが。

実家到着、そこには一台の重機とがれきの山、何もなくなって残ったのは多額の工事費用の負債だけというパンドラの箱もビックリな状況でこの先10年の借金生活が今月からスタートするわけで、これが一切経費にならない単なる個人的負債ってところがなんとも哀愁をそそる(え?そそらない?)
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木々の奥もあるのだが、とてもじゃないが踏み込めるような状況ではなく、ここなら死体が落ちててもしばらくは気づかれないだろうし、もしかしたら白骨になっても誰も判らないというか野生動物が綺麗に処理してくれるような感じなので、その辺探している貴兄が居ればどうぞご自由にお使い下さいってことは公に言ってはいけないので小さな声で小鳥がさえずるようにささやいておくが今はさえずるとは言わずに「X」って言うのか?、言わない。

土地の名義も全国に散り張っている親戚一同の同意を取ってどうにか自分名義にすることが出来たが、あれは多少の金を払ってでも外注した方が絶対楽だと今回思い知らされた。

これで次に娘の代に相続するかどうかは判らないが、そうなったときでも自分の戸籍と印鑑証明位で変更出来るので良かった良かったというか、町に寄付しても良さそうなレベルなのでもう手放したい。何のために毎年多くはない固定資産税を払っているんだか疑問の持っているのだ。

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自分が育った地域の道だが、まぁものの見事に何もない。

大学にも後半の3年間は車で通っていたが、その距離にして片道55kmの間に交差点の右左折は2つだけという、見事なまでのど田舎っぷりがこれで判って頂けるだろうか。

噂は光の速さよりも速く全町民に伝わり、どこの誰と誰がくっついた離れたって話は親が知る前に周りの人が知ってるってレベルなのだから田舎って凄い。
50年前にNURO光が開通していたんじゃないか?と思う位に速い。

帰り道もR275、R12、高速道路を使わず、奈井江江別線を利用し、途中の新篠津(しんしのつ)の道の駅でトイレタイムと「これを本日の昼食とする(デデン!)」って感じでジェラートを頂く。
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これで400円、物価高をひしひしと感じる瞬間だ。

ここの道の駅には温泉があるので、今度機会があったら寄ってみようと思ったがきっとその日は訪れないと思う。

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日も傾いてきた16時、車に近づいたときに右前方にモクモクとした雲を発見、青い空と白い雲、いつまでこの夏のような天気が続くんだろうと思って思わず写真に収めてしまった。
きっと今年も秋の期間は2週間位しかなくてあっという間に寒くなるんじゃなかろうかと思うととても寂しい。

一応車庫前の排雪の依頼をして、愛車も冬タイヤに交換する予定ではあるが、きっと乗る事は無いんだろうなぁ。乗っても12ヶ月点検にディーラーに良く程度だと思うわ。

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見事なまでの青空、これ加工無しでこれだから本当にその瞬間は感動する位。
ずっとこの天気が続けば良いのにと思ったら内地では水不足が心配になってくるってんだから、やっぱり適当に雨降って適当に晴れてを繰り返さないとダメなんだなぁ。

幸い北の大地は冬の期間の雪のお陰で水不足はそれほど心配にはならないけど、内地は水に関しては何かと大変だなぁと滋賀の人が京都の人に向かって言う「琵琶湖の水とめるで」ってのもおもしろいと思っていたが、琵琶湖の水門の鍵は京都の管轄だってオチには笑ったわ。

その後はいつものルートで最後の最後にR275に戻って夜中にパトカーによる取締がよく行われている丘珠空港(おかだまくうこう)通りを抜けて無事帰宅。

纏まった休みはないけど、半日あればどうにか休みっぽいことが出来ると強がってみたりする完全歩合の零細店長なのであった。


# by Wonderfullifewith | 2023-08-21 16:28 | まぜまぜ | Comments(4)
2023年 07月 28日

盛夏

全国的に猛暑が続いている今年の夏、北関東では40度に迫る酷暑となっているが、北の大地も「おいどうした?」という感じで気温が上昇しまくっている。

避暑に来てって言えない位に(だが秘所に来てとは言える)暑い。
そりゃぁ内地の36度とか38度に比べれば多少涼しいかもしれないが、暑さに慣れてなくて汗腺も休眠汗腺が多数を占めるような人間はあっという間に熱中症の危険にさらされてしまう。

そんな時でもやらねばならないことがある自分は有り難いというか、休みの日くらい休みらしく休みで良いじゃないかって思わないでもないが、そこはそれ哀しい「その他のサービス業」の自営業者なので、お仕事があるだけ有り難いと思うしかない。

「死んだら一生寝てられるんだから、動ける内は動いて働け」と若い頃に農家の親に言われた記憶があるが、それってどうなのよ。

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内地の気温から見たらまだまだだなと言う声も聞こえてきそうだが、こっちだと十分すぎる気温。
基本的に平熱が低い人間なので、あと1度高くなったら身体のどこかが溶け出てきそうな気がするが、内地の人は本当にご苦労様です。

こう暑いとやらなければならないこともなかなか効率が悪くなるが、それでもどうにかご奉仕的な仕事をこなして行く自分は本当に偉いなぁと「自分で自分を褒める」「自分の機嫌は自分で取る」をモットーに邁進する次第なのである。

連日テレビでは殺人的な暑さと叫んで、エアコンを効率よく使いましょうって言われたって電気代の高騰でそれもままならなかったりするけど、電気代を我慢して熱中症で病院に搬送されたりしたら今度は医療費が馬鹿にならないし、医療関係者の疲弊も問題になってくるから本当に難しいわ。

この前も市立病院前の道を救急車が何台も走ってて、そこに関係しているうちの家族は「明日また忙しいわ」って嘆いていた。
どうか皆様健康には十分留意頂いて暑い夏を楽しんで欲しいと思う、というかせめて夜だけは涼しくなって貰わないと寝苦しくて毎日3時に目が覚めてしまうけど、これは多分寝苦しさからであって老化からではないと信じたい。

寝室にエアコンはあるが、どうもエアコンを掛けたまま寝る気になれずに窓全開で寝てることも敗因かもしれない。
正直エアコンの風って苦手で、直接風が当たると皮膚が痛くなってくる貧乏体質なので、今でこそどうにか耐えているが20代の頃は車のエアコンの風に当たると腕や足の骨折の古傷が痛む位だった。

だが今はそんなことも言ってられず、エアコン無しでは命の危険性もある様な気温が続いているので、背に腹は代えられないから今晩からエアコンを付けて寝ようね(ってずっと独り寝じゃねーかよ)。

暑いとき、に限らず関西のお師匠さんはかき氷やアイスやパフェを主食のように召し上がっているが、この気温なら自分もそれを行っても良いのではないかと思い、かき氷のお店に行ってみた。

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1300円位となかなかの強気の値付けだったが、氷はふんわりだし掛かっているマンゴーソースも美味、糖質制限は特にしていないため思う存分堪能させて貰った。

反省なんかしない、美味しければ今が良ければそれで良いんだ!

「溶けやすいのでお早めにお召し上がり下さい」と言われたが、言われたとおりに直ぐに溶け始めるので「アイスクリーム頭痛」と戦いながらどうにか完食。

北の大地ではまだこのようなかき氷屋さんはそれほど多くはないが、そのうち内地のようにどんどん出来上がってくるのかもしれない。

ちなみにここのお店は本店は別の場所にあって、街中のお店は夜に洋風居酒屋的なお店を昼間だけタイムシェア的に借りているらしい。
時々話に聞くこの業態はありなのかもしれないなぁ。
昼間はラーメン屋さんで夜はバーとか。
飲食店の二毛作的な使い方は店舗の生産性から見てありだと思う。

凄いのは支払いは完全前払いで現金以外のみ。
現金はレジを締めるときに合わないときのトラブルになるから、手数料を支払ってでもなんちゃらPayとかクレジットカード決済などにした方が良いのだろうね。
為になったね〜、為になったよ〜。

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おやこんなところにアルピナさんが止まっているではないか。
ここは中通りのほとんど人が通らない道なので、このような感じでちょっとだけ路駐をさせて貰ってたりするが、駐車場が空いているときはきちんと駐車場に止めた方が良いので良い子のみんなはマネしないように。
夏休みに入って子供らがちょろちょろしているから、交通安全には今一度気をつけて「常に傍観者」でいたいものだ。

全国各地で色々な事故が起きているし、こっちでもバスとトラックが正面衝突したり、スタッドレスタイヤを履いた軽自動車が運転操作を誤って数名の死者を出したりしているので、自分だけ気をつけていてもどうしようもないときはあるけど、最低限自分が加害者側にならない様にしたい。
ボーッとする気温の中で運転するのは極めて危険なので、喉が渇く前に水分摂取を行い、「いつの間にか熱中症」を防いでいきたいものだ。

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人間が入ってるわけではありません




# by Wonderfullifewith | 2023-07-28 12:08 | くるまのこと | Comments(8)
2023年 07月 23日

北の夏

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北の夏といえば「富良野」で異論は認めない。

富良野といえばファーム富田のラベンダーソフトで異論は認めない。

と言う事で、夏のとある日に照準を合わせて「そうだ富良野に行こう」を決め込んだ。

朝からそれほど用事が無い休日、数日前から天候を確認して早朝に車を走らせる。

どのくらい早朝かと言えば、お昼過ぎには家に戻ってくると言う時間帯の早朝なので、自ずと5時とかそういう「ちょっと何言ってるか判らない」時間帯に出発を決め込む。

朝の仕事を終え、車に乗り込み、何はともあれ朝食の確保をしなければならないので近所のコンビニに寄ってカロリーの素を入手する。

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朝5時に頂くインゼリー「ブドウ糖」と温かいコーヒー。
夏とは言え、北の大地の朝はそれなりに涼しく、この日も気温は20度で流石にこの気温で「アイスコーヒー」を飲む気にはなれなかった。

北の名誉のために説明するが、この日の予想最高気温は30度なのでその辺誤解無き様頂きたいが、え?内地は39度?それってインフルエンザかぬるめの温泉の温度でしか聞いた事が無いんですけど、そこは人間が普通に住む地域の話ですか?

高速に乗り込み、三笠インターから桂沢湖経由で富良野に向かうが、三笠インターを降りて直ぐのコンビニでトイレタイムを決め込むのはお約束で、ここを逃すと次は三段滝までトイレがない。

以前死ぬ思いをしたので、トイレに行けるときは出来るだけトイレに行くようにしているが、前立腺も大きくないのに最近は妙にトイレが近くなった気がするがこれも「老化」とか「加齢」とかのなせる技なのだろうか。

早朝と言うこともあり「れ」「わ」ナンバーの車も余りおらず、裏道をそれなりのストレスのない速度域で走行し、当然のごとく三段滝のトイレで一服。

三段滝といえば忌まわしい事故が起きた場所だが、それはもう過去の話としてそろそろ忘れたいと思っている(忘れられない)。

あとは道なりに走りR38の島ノ下を右折すれば富良野市街のところをあえて左折し暫く戻る形になるが、ゴルフ場を越えた辺りで右折して山の中を走り回るのは銀色のD5オーナー様の教えのような気がしてならない。

裏道を走り中富良野のラベンダー公園到着
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40年前はラベンダーの見頃は7月下旬だったのに、ここ数年は7月初旬から中旬になってきている気がするがこれも地球温暖化の影響だろうか。

季節がやや遅いのと雨の影響もあってからベンダーの紫は若干黒みが出てきてしまっていた。

勿論ここでもほとんど人はおらず、虫の死骸だらけになったウィンドシールドをトイレを借りたついでに洗面所の水で綺麗に洗浄するが、ちょっとトイレの回数多くね?って気もしないでもないが一応GFRは正常範囲内なのできっとまだ大丈夫だろう。

多分膀胱の収縮性の問題のような気がする。

トイレタイムを終えて、ファーム富田に向かう。

日中は駐車場待ちの車で渋滞になる道も朝7時半ならほとんど車もない。

すいすいと好きな場所に車を駐める。

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撮影したときは余り気にしなかったが、手前のお花が少し倒れかかっているではないか。

やはり少し時期が遅かったか。

ただここ数日は雨が多かったりで花にはちょっと辛い気候だったのが悔やまれる。

この時間だと観光客はほとんどおらず、歩いている人はファーム富田の職員さんと思わしき服装の方々ばかりで、きっと客が来る前に畑の手入れをしているのだろう。

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写真では判りにくいが、イメージカラーの紫色の制服で作業をしていた。

早朝と言うこともあって売店などはどこもまだシャッターが降りてて買い物は出来ず、何か食べ物でもと思ったが自動販売機の飲み物位しか入手が出来ないので気持ちよく諦める。

ファーム富田は「また後でね」ってことで再び車中の人となる。

富良野まで来たら美瑛に寄らなければ失礼になるでしょと誰かが言ったか言わないかは判らないが、時間的にも美瑛は完全射程圏内な訳で、そうなれば行かない理由はどこにもない。

一応ナビに登録済みの「青い池」をセットして車を走らせるが、なんてことは無い、ファーム富田からほぼ道なりに走って行けば青い池に着いてしまうのだ。

青い池の駐車場も数年前に整備されて有料化になっていたが、ここの料金は入り口で「先払い方式」ではなく出口で「後払い方式」で、料金を支払うときになんとなく罠に掛かってしまった感じが否めない。

「ここから出たかったら金を払え」みたいな感じ。

ちなみに駐車料金は普通車500円

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「れ」「わ」ナンバーの車から気持ち離れるようにぽつんとした感じで車を駐める。

レンタカー利用者の中には日本の道路交通法に精通していない方も稀にいらっしゃるため、君子危うきに近寄らずの精神で対応するのが賢明だ。道交法に精通している国の方でも「普段は余り車に乗らないから」と言うような「おいおい、旅の恥はかきすてじゃないんだからそんなリスキーなことはしないでくれよ」って人もいない訳でもないので、やはり出来るだけ近寄らないのが良いと思う。
最近のレンタカーには「外国の方が運転しています」的なステッカーを貼ってることもあるので、きっとレンタカー会社もその辺は理解してくれているのだろう。

まぁそんなこんなで車を駐めてテクテクと青い池に向かって歩く。
もちろん早朝なので「青い池ソフト」などの売店もシャッターが降りている。
にしてもだ、一部の冷たい食品を除いて食べ物に青を使うのはなかなか食欲増進に関してはマイナス方面に動くと思うのだが、青いプリンってどうなんだ?って気がしないでもない。
勇気のある人は是非試して頂きたい。

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はい青い池。
数日晴れが続いていたので見事に青くなっていた。
山と雲の色が邪魔しているが、十分なだけに青かった。
職場のニョシには「天気運が良いですよね」と言われるが、これは運などではなく普通に晴天の日を狙って行ってるからであって、雨降りの日にこの手の屋外観光地に行くような人間もいないだろうしね。
「よし、雨が降ってるから青い池を観に行こう」なんて誰が思うかって話だ。

青い池を堪能して、その奥にある「白金温泉」をチラリと見物してツーリングは後半戦に。

この時点で時刻は9時、流石に胃袋から「何か栄養を入れろ」と命令が来ているので、以前から少し気になっていた美瑛の道の駅に併設されているハンバーガーショップに向かう。

普段ファストフードのハンバーガーショップに足を向けることはほぼ皆無なのだが、折角の旅の食事なのでちょっとだけ贅沢をしてみようと財布の紐を緩めてみる。

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一番安いハンバーガーとポテトとコーヒーのセットで約1500円、ハンバーガー単品だと約1000円ほどで、ファストフードの価格と比べると数倍もするのだが、コスパ的には十分満足のいく味とボリュームだったことはここに記しておく。
レタスなんてシャキシャキを通り越してバリッバリに新鮮なものが使われていて、パティの肉も十分に食べ応えがあった。

素揚げのポテトもほくほくで「やっぱりジャガイモは北の大地が一番旨いなぁ」と今更ながらに思ったりする。
昔は「ジャガイモなんてもう一生分食べたから要らない」とか思っていたのに、今更ながら旨いなぁと思えるのは本当に旨いジャガイモなんだと思う。

眠気が襲ってくる脳みそをブラックコーヒーでどうにか拮抗させて次なる目的地へ進む。

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iPhone13Pro、最近のスマホのカメラ性能には目を見張るものがあるが、晴天のもとで写真を撮ると車が止まって見える位のシャッター速度で写してくる。
青い空と白い雲と白い車、前後にほぼ車がないような田舎道を20分ほど走って美瑛の街中へ、そこからまた丘の方に車を進めて目的地到着。

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時刻は午前10時、店まで1〜2分ほどの場所に駐車場が設けられている。
そこからテクテク歩いて店内突入。

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フェルム ラ・テール美瑛へ再訪、左の赤い屋根の建物は映画で使われたものだが、今は宿泊も出来るらしい。

今回はお一人様なのでレストランの利用等はなく、職場へのお土産を入手するのみ。
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なかなかおしゃれなお店なので、富良野・美瑛方面に旅行に来られる方は、ここも訪問地の一つとして候補に挙げて頂いてもよろしくってよだ。

この店の界隈は中高年ならなじみのある観光場所が点在しているので、行って損はないと思う。

美瑛のパッチワークの綺麗な畑を見てると本当に心が洗われる。

お土産を買うときに「お持ち帰り時間はどのくらいですか?」と聞かれたので、これから札幌に帰りますわと伝えて保冷剤をそれなりの量を入れて貰った。本日の予想最高気温30度、北の大地としては十分「暑い日」。

ナビに「ファーム富田」と入力、するまでもないようなほぼ一本道みたいな道を走って早朝に訪れたファーム富田へ再訪。

流石に昼前になると観光客が押し寄せていて、駐車場には観光バスが退去して駐車、ウィンドシールドには「出発12時」みたいな表記が英語で書かれていた。

勿論「れ」「わ」の車もたくさん駐車していたので、観光業はそれなりに元に戻りつつあるのだろう。

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定点観測、今年も味には異常なしってことでどうにか今回の旅の目的をコンプリート

帰りはコンビニでアクエリアス経口補水液を入手して車中での熱中症に備えるが、年を取ると「いつの間にか熱中症」に襲われることがあるので本当に注意しなければならない。

ただでさえ無い注意力が余計に無くなって、注意力散漫どころか五万を優に超えて注意力充満みたいなレベルになるので、中高年の皆さんは熱中症にチューイして。

帰りも往路と同じ道を走り、無事帰宅。

この時期の北の大地の観光は天気を含めて最高なので、万難を排して旅行を敢行してくれても良いのではないかと思う(なに韻を踏んでるんだか)。
とくに「命短し遊べよオヤジ」を痛感しているおっさんクラスの人は是非ともオススメしたいのだ。


# by Wonderfullifewith | 2023-07-23 08:16 | くるまのこと | Comments(6)
2023年 07月 04日

盛夏

しがない自営業者、金があれば暇が無い、暇があれば金がない。
どちらにしても遊びに行くことが出来ないって環境は寂しすぎる。
そんな話を税理士事務所の人としながら、10年前よりもずっと稼ぎは多いのに、なぜか10年前よりも諸々窮屈になってる気がするって話をしていたが、それだけ動く金が大きくなると大変なんだなぁと今更?的に考えちゃう。
もっと計画的に仕事をしていれば定年の年になってこんなにもあくせく働いていないのかもだが、それも人生と諦めるしかない

お役所方面から金を借りるにも「役員である後継者の方はまだ大学生ですか?」とかその辺のことを心配されるって事は、そろそろ年齢的に気楽に融資を受けられなくなってるのかしら?とマイナスなことを考えるが、まぁそこは「その役員は勿論立派な後継者(仮)です!」と胸を張って答えてどうにか金を動かそうと試みたりする。
ぶっちゃけこの業界に来るかも判らないんだけどね。
でもお役所には言ったもん勝ちって事で。

実家方面の解体もどうにか目処が付きそうな、と言うかようやく業者が決まったというか今までの業者さんが全然リアクションがなくて、しびれを切らして断りの電話を入れたら「昨日書類を送りました」ってお前はそば屋の出前か!と突っ込み入れそうになったが、そんな所とは縁を切って新たにお願いした会社(少し安い)と話を進めたりして、これまた銀行の融資限度額以内でどうにかなりそうだから少し肩の荷が下りた感じがする(全額融資で自分の持出しなし)。
にしても見積もりを取ったら大手との差額が2倍ってやっぱり相見積もりってのは取った方が良いなぁと今更ながらに思ったんだけど、これが何かを作る仕事なら「お値段以上ニトリ」みたいな話はあるかもしれないけど、全てを壊して「なかったこと」にするってんだから安い方が良いと思うわけ(個人の感想です)

その借金や住宅ローンの残りや車の借金や諸々があと数年で終わったら本当に身軽になるなぁとほくそ笑んでるけど、そのタイミングってのが人生の一つの山場になって、ある日突然緑色の紙に署名捺印しろと言われて財産半分持って行かれて払えないから土地建物を手放して結局身ぐるみ剥がされてたらどうか笑って下さい。

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そうなったらこの車の中で生活をするしかないかもしれないけど、これが終の車になるのかは判らないけど、もし次に乗り換えるとしたらMTにしたいと密かに思ったりする。
MTでも逆走は免れないけど、ロケットやミサイルにはならないだろうしね。
ただ今のご時世で格安(ここ大事)MT車ってなかなかないよね。
あっても「バン」とかになりそうだし。
「Mシリーズにあるよ」とか言うのは無しの方向でお願いします。
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そんなことをしてたらネットのアンケートに答えてこんなステッカーが当たったので、最近は職場の手直し位にしか使っていない工具箱にペタッと貼ってしまう。
工具が色々あると大概のことが出来て凄く便利で、職員さんから「なんでこんなもの持ってるんですか?」と聞かれてもそれはなんでか上手く答えられない、ただ好きだからとしか言えない。

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懐かしいステッカーもあるが、やはり「Club of The E34」はセンターだと思うわけ。
全てはここから始まったと言っても過言じゃないからね。
あのとき535iに乗らなければ、今の自分はきっといなかったと思う。
「外車?高いし壊れるし何でそんな車乗ってるの?」って平気で言ってると思う。

雑誌af impにも載せてもらったっけ。
冥土の土産に丁度良いわ。
棺桶に一緒にこの雑誌を入れて貰おうかね。

ど定番のBBS、羨ましく思われても羨ましくないとはよく言ったものだ。
20代からずっとBBSを装着してたっけ。

ORANGE WOLFはガルフストリームさん?
確かスペーサーを買ったんだったかなぁ。

旅行が趣味の人はリモワにペタペタとステッカーを貼ったりしているらしいけど、自分は旅行をしないのでステッカーは工具箱にペタペタして悦に入ってるわけさ。

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北の大地にも夏がやってきて、日中ならこの気温位にはなるんだよって証拠の写真。
家族車は1回目の車検を通してまだ1万kmに到達せず。
前車のキューブ3よりも走ってない、てか完全お買い物車だから市外に出たことも数える程度。
一応「オプション全部乗せ」だからアダプティブヘッドライトとか後続車警告とか車線はみ出し防止装置とか先行車追随装置なとか色々ついてるけど、その精度たるやまだまだ発展途上だったりする。
先行車追随装置なんてその加減速で酔いそうになる位で、一度使ってもう使いたくないって思う位。
たぶんドライバーの感覚とはちょっと違う動きをするからなんだろうなぁ。

それから考えるとBMWのそれらは本当に素晴らしい動きをするってのを先日目の当たりにしちゃって、でもそれを後付けで搭載させるためにはフロントガラスの交換とか各種センサー取り付けとかコーディングとか問題山積みなので、お金で解決出来るのなら丸投げしたい気もしないでもない(お金はないけど)。

にしてもあの制御を見ると冗談抜きに欲しいと思う機能だわ。
年を取ったら夜道が見えなくて難儀するから、ライトがギュンギュン動くのは前方視認に絶対だし、斜め後ろに車が接近しているのを感知してくれるのも車線変更時のうっかりを予防してくれそうな気がする。
でもそんな事が出来なくなったらもう車になんて乗るな!って言われたらそれまでなんだけどね。
車は人を殺せる鉄の塊だって事を今一度認識しなければならない。

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アイスコーヒーでも飲んで頭を冷やして、また一所懸命働かないと。
お隣の喫茶店のアイスコーヒーは氷もコーヒーで出来ているので薄まらないのが素敵。
そしてランチタイムに弊社駐車場を開放していることのサービスで付けてもらったソフトクリームもあっさりタイプで美味。
ちゃんとした喫茶店のアイスコーヒーは、シアトル系のチェーン店のそれとは一線を画す味わいなので時々利用してみたい。

短い北の夏を頑張って楽しみましょう!(だが暇があれば金がない、金があれば暇が無い)


# by Wonderfullifewith | 2023-07-04 18:34 | くるまのこと | Comments(8)