2013年 06月 28日
久しぶりの全休日、雨。 仕方がないので映画を観に行く。 当初の予定では邦画を見るはずだったが、何をどう間違えたかレオ様の映画、華麗なるギャッツビーになってしまった。 見終わった感想:男ってつくづくバカだよな。 映画そのものはとても綺麗だしおすすめ。 ってことで映画を見終わった時点でも小雨が降っていたので、今日のドライブは中止と判断した。 さてと午後から何をしようかとデパ地下などをグルグル回っていたときにふと閃いた。 そうだローストビーフを作ろう 先日のテレビで行正なんとかさんって料理研究家の人がローストビーフを作っていたのを思い出し、ずいぶんと簡単そうだったので自分も作ってみようと思い立ったしだい。 デパ地下の精肉店で店員さんに「牛肉の塊、脂身の少ないところを500g下さいな」と伝えて切り出してもらう。 「(500gより)ちょっと出ちゃったんですけど良いですか?」と言われて、100gが525円だって言うから、それならばと2500円位を予算してたのにちょっと出ちゃったって事は予算を軽くオーバーするって事に他ならないわけで、塊で切り出して秤に乗せてしまった肉を目の前にして「いやキッチリ500gでお願いします」なんてベニスの商人じゃあるまいしと思いながら、このおばちゃん商売上手だなと心の中で叫ぶ。 肉の塊を持って地下鉄に乗り自宅へ戻る。 先ずは肉を室温に戻すところから始まるわけだが、これはその辺に放置しておけば良しな訳で、クックパッドなどを漁りながら調味料を揃える。 にしても肉の塊を見ると、解剖や病理の研究室から分けて貰った肉をラーメン屋でスープを作るような大きな鍋で数時間煮込んで動物(犬)に与えていた学生時代の事を思い出してしまう。 今日の晩飯、実験犬と一緒やん。 肉に必要な調味料は、塩、黒コショウ(なければ普通のコショウでも可)、オレガノ(なければ無しでも良いが、普通の家にオレガノって常備しているのだろうか。自分はこのために新規購入してきた)。 ソースに必要なものは、塩、水、コンソメ顆粒、赤ワイン、バルサミコ酢(なければ普通の酢でも可)、砂糖の類(今回はメープルシロップ)、バター位か。 付け合わせはその辺にある野菜類、今回はジャガイモとタマネギとアスパラガス。 常温になった肉塊に塩を多めになすりつけ、黒コショウもガリガリ挽きながら満遍なくまぶす。香辛料ははS&Bのものを使用。 オレガノは葉っぱのものがあれば尚良さそうだが、瓶に入った簡易のものをパラパラと肉にまぶす。 あとはジャガイモを綺麗に洗って半分に切り、タマネギも適当に半分程度に切ってオーブンの網に乗せて、200度前後で30分も焼けば出来上がり。 焼き上がり直ぐは肉汁が出てしまうらしいので、アルミホイルで肉を包んで30分くらい放置する。 でもその間にもかなり肉汁が出てきて驚いた。 この肉汁は勿体ないので後のソースに活用。 ローストビーフ、あらまぁなんて簡単なの?って位に簡単にできてしまう。 世界の料理ショー並にアバウトな作り方で良いから本当に素敵(おいスティーブ、これで良かったんだっけ?なんて良いながら作る外国の料理番組、知ってる?) いやはや久しぶりにヘルシオ大活躍の巻だ。 金串なんてなかったので、職場からステンレスのピンを1本拝借してきた。 グレービーソースって言うのか?、あの煮汁を煮詰めたようなソースだが、オーブンのさらに落ちた肉汁にお湯を加えてそぎ落とし、鍋(フライパン)に入れて塩、砂糖、赤ワイン、酢、、ホースラディッシュ(なかったので粒マスタード)、小麦粉などを入れて適当に煮詰める。 思った以上にそれっぽい味になって我ながらビックリ。 正直なところ、グレービーソースのなんたるかってのは良く判らないのだが、何となくそんな風な匂いになったのできっと当たらずとも遠からじなんだろう。 アスパラガスは袴を取ってお湯で軽く茹でる。 長いまま茹でたので、鍋ではなくてフライパンを利用してみたが、これは良い方法だったと自画自賛。 焼けた肉を薄く切ってみたが、端の部分はどうしても火が入りすぎてしまうが、中央の中心部は程良く赤くなっていて食欲をそそる色。 お皿への並べ方にやや、いや多少、いやいやかなり難はあるが、加えて食卓テーブルに小六漢字表が敷かれている時点でかなりの大問題だが、500gの肉が家族3人であっという間に完食したのには驚いた。 グレービーソースの他に、ポン酢にわさびって組み合わせもあっさりしていてなかなかイケる。 肉や付け合わせなどで総額3000円ほどかかってしまったが、ローストビーフを食べにレストランに行ったと思えば半額以下で済んだので良しとしよう。 「後片付けまでが料理です」って、遠足の心得みたいな話になるが、作業しながらさっさと洗い物を済ませてしまえば、翌日に台所のシンクに溜まった食器を見てうんざりしないので気分も良好。 ヘルシオはスチームオーブンなので使用後直ぐなら庫内も湿っているため掃除が楽、加えて全面ほぼフラットな作りになっているので本当に掃除が楽だ。 購入当時、各社からスチームオーブンが発売されていたが、全面フラット加工なのはヘルシオだけだった。 他社のは上面にヒーターの棒が出てたりして、棒の上側の掃除は困難な感じがした(なので今は各社全面フラット仕様になっていると思う)。 ローストビーフ、簡単で豪華に見える料理なので、ホームパーティの一品に如何であろう?って、せっかくの休日に一体何やってるんだか>自分。
by wonderfullifewith
| 2013-06-28 06:43
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Comments(10)
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pedi5 at 2013-06-28 09:00
世界の料理ショー、懐かしいですな。
機会があれば欠かさず観てました。 最後の試食の彼のにんまり顔は忘れられません。 さて、男の手料理しかと拝見、一度ご相伴預かりたい物です。
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detour135 at 2013-06-28 10:21
男の料理、いいですね。
私はカレー専門なのでローストビーフという響きにやられて 早速作ってみよう!と思ったのですが、うちにはオーブンが ありませんでした。。。orz この週末にまたカレーでも作りますw
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Wonderfullifewith at 2013-06-28 10:43
pedi5さん
世界の料理ショー、自分は土曜の昼にやってるのを走って帰宅して見ていた記憶があります。 当時自分の住む環境では余り馴染みのなかった、ミルクやバターをタップリ使った料理は本当に美味しそうに見えたものです。 今Gyaoで番組を一部無料配信してますので、お時間あるときにでも如何でしょうか? 男の手料理、これはかなりおすすめです。
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Wonderfullifewith at 2013-06-28 10:44
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kotodaddy at 2013-06-28 12:07
ローストビーフ、大好きです^^
んー、美味しそうだぁ・・。ご家族にもウケた様で良かったですね^^ その昔、妹の結婚式の披露宴が、都内の某有名ホテルだったにも関わらず、 ナゼかローストビーフ食べ放題だったんですよねぇ。 もう、そっちのけで食べまくってたっけ(笑)。
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kitanoeos at 2013-06-28 13:39
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wonderfullifewith at 2013-06-28 15:44
kotodaddyさん
基本家族は「作ってくれるものは何でも美味しい」と言って食べます。 たとえそれが釜玉うどんでもです(笑)。 ホテルの結婚式でローストビーフ食べ放題ですか? それって確かに新郎新婦そっちのけで配給の列に並んじゃいそうですね。 その内ホテル披露宴係から「新郎新婦から苦情が来るので、お料理にローストビーフを出すのを止めて下さい」と料理部にお触れが出そうです。
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wonderfullifewith at 2013-06-28 15:47
kitanoeosさん
色々言うと角が立つので、やれることは自分でやるようにしてます。 でも余りにやり過ぎると「どうせ私は必要ないんでしょ」とか言われそうなので、ところどころはグッと我慢して手を出しませんが(笑)。 普段口から出る言葉は「片付けろ、散らかすな」がメインで、その次くらいに「お父ちゃんは汚い家が大嫌いなんだ!」です。 私以外の家族は、犬の毛が床に舞っていようが、その辺に飲み終わったコップが放置してあろうが、そんなに気にならない大らかな人達なんです。
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miu_north
at 2013-06-29 12:04
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wonderfullifewith at 2013-06-29 18:32
みうさん
炊飯器バージョンもあるんですか。 もう何でもありですね。 実際表面に焼き目を入れて、後は自然に中まで火が通ればそれで良いって感じですもんね。 先日漸く柚子胡椒を入手したばかりなので、山わさびはもう少し先ですm(__)m |
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