2014年 03月 31日 ( 1 )

2014年 03月 31日
悔しい
書店で好みの作家の文庫本を何冊か手に取りながら「これは新刊だから大丈夫、でもこの一つの文庫はどうだったかなぁ」と考えつつ、その本のページを捲る。

パラパラとめくり、挿絵を見て「うーん、見た事が無いような気がするけど・・・」
どうにも確信が持てない。
発行日を見て「半年位前だから買ってるような気もするが・・・」
どこまで脳味噌の劣化が進行してるんだかと、自分の脳味噌のことながら哀れにすら感じてくる。


最近は別の作者の本を読んでいることも多いので、もしかしたら暫くこの作者からは遠ざかってるかもしれない、中身の挿絵を見てもタイトルを見ても全然見覚えが無いんだから自分はこの本を手に取ったことは無いに違いない、幾ら自分の記憶力が危うくなったからって、そこまでの情報を脳内に入力しても何のリアクションも起きないんだから、これは買ってないに決まってる。

ある程度自分の気持ちが確信に変わった。
レジカウンターに向かい、気持ち良く支払いを済ませる。

これでまた暫くは退屈しないで済むといそいそと帰宅する。
自宅のとある個室前に置いてある特設本棚に書籍を並べようと手を伸ばした瞬間、背中に戦慄が走る。
書店で感じた確信が一瞬にして崩れ去る瞬間を目の当たりにする自分。

「どうして同じ本があるのさ?。見た事な様な気がしたけど、なしてまた読んだこと無いなんて思わさってしまったわけ?」
脳内で色々考えるが、今一度どう考えたところでやっぱしその本の内容の一つも思い出せない。
立ち直れない。
世間ではお父さんが何度も同じ事を言い始めるやいなや、百人一首の如く家族が下の句を言ってのけるなんて事があるらしいが、自分もついにその領域に到達してしまったと言う事だろうか。


あまりに悔しいので、再び出掛けた別の本屋では(懲りない)、渾身の力を込めて書棚にあるめぼしい本のタイトルを片っ端から検索して、その場で中古の本をポチリまくる。

これで一矢報いてやったぜと溜飲を下げる自分。
果たして誰に対して、何をどの様なことで溜飲を下げているのか判らないが、取り敢えずは「無駄に買ってしまった文庫本一冊分」くらいのお買い得感を感じたのでそれで良いことにしようと思ってはみたものの、どのみち金の出所は一緒だし。

何か良い方法を考えなければ、そのうち「自分は結婚してない」とか「自分はまだ食事をしていない」とか言いだして、とんでもないことになる恐れも感じる消費税増税前日。

増税、増税って言ってもね、増税分は3%よ。
100円の買い物で3円よ。
何百万もの買い物ならいざ知らず、ティッシュ一箱買う位なら、4月になってちょっと消費が落ち込む頃を見込んだ安売りを狙った方が良いかもよ。
えぇ同じ本を買ってしまったオッサンの強がりです。

by Wonderfullifewith | 2014-03-31 14:31 | うちのこと | Comments(4)