2016年 08月 27日
雲の上はいつも晴れ 2
さて高速道路通行止めの試練にも耐えてどうにか予定よりも30分ほど遅刻してトマム到着。

施設内循環バスから大勢の旅行客が降りてきて、やはり今日は雲海の当たり日だと確信するが下界は見事なまでの曇天。
さてどうしたものかと思ったところで、ここまで来て何もせずに踵を返すわけにも行かないので、まずはチケット購入。
ゴンドラ代金往復で1900円也。
片道だけ購入は出来ないのでご注意を(徒歩下山不可)。

ゴンドラ乗り場に向かうとそこには過去に経験したことがない光景が広がっていた。

「ゴンドラ乗車まで25分」

ここは舞浜のネズミ屋敷か?と一瞬目を疑ってしまった。
ゴンドラに乗るまでに25分なんていまだかつて経験がない、と言うかそんな経験を積めるだけ飽きもせず毎年のようにトマムに来ている自分がそこにはあった。
過去数回の経験だが、ここまで並んだことはない。
ゴンドラで待ってたら山頂到達までの時間がドンドン遅くなってしまう。
当初の予定からおおよそ1時間のタイムロスだ。
やはり高速道路通行止めは大きかった。

それでも人の輸送を効率化するために、4人乗りゴンドラには出来るだけ定員一杯に乗せるような事が行われており、2名組が乗る場合には自分のような単独客か他の2名組の客を募っている。

ほんの少しだけ「ファストパス」気分が味わえた瞬間だった。

自分が同乗させてもらったのは定年退職後の夫婦風なカップル。
きっとトマムリゾートでノンビリ旅行をしてる中での参加なのだろう。
自分も仕事をしなくて良い立場になったら、ノンビリ旅行でもしてみたいと思った。


ゴンドラに乗っていると山の中腹で雲の中に突入し、その後は鮮やかな晴れ間が広がり始めた。

ゴンドラを下りて展望デッキに向かうとそこには太平洋産雲海が眼下を覆っていた。
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ついに雲海テラスからの正真正銘の全面雲海とご対面、それも太平洋産だ!。
強烈なまでの雲海にしばしばボーッとしてしまう。
去年は展望デッキからは雲海が見られず、ちょっとズルをして山登りをした結果に雲の上に出られて雲海を見たのだが、今回はほぼ絵はがき通りの雲海だった。

これね、超感動だから。
写真のテクがなくて伝わりにくいかも知れないけど、マジ感動するから。



雲海テラスには雲海仙人なる人がいて、その人が色々と説明をしてくれるのだが、そこで今回の雲海が太平洋産の雲海で見られる確率が約17%だと言う事を教わった。
そして解説が始まる前に一言「この度は大変おめでとうございます」とまで言われてしまった。
リップサービスもあると思われるが、その位貴重な雲海らしい。
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わざわざ遠方からこの雲海をミニトマムタワーに泊まってる人もいるらしく、「もう一度見てみたい日本の景色」に選ばれるだけのことはある。
でもなかなか見られないんだけどね。

2015年9月に出来たクラウドウォークなる建造物もなかなか良い感じで、ここからの景色もまた絶景。
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自撮り棒を持ってみなそれぞれが記念撮影に励んでいたが、橋そのものがちょっと揺れるので「吊り橋効果」も狙えるとか朝の5時過ぎから邪な考えも頭を過ぎってしまった自分をなじりたい。
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クラウドウォーク、良い感じで張り出してくれていて、上からも下からも雲海を楽しむことが出来るようになっている。
一部に赤のアクセントがあるために、写真を撮っていても良い感じに見えた。

テラスには誰が何時使うのか判らないジャグジーバスが設置されていたが、本当に誰が使うのだろう?
こんな所で風呂に入ったらと言うか更衣室も何も無いから着替えは見られ放題だし、大体がお湯はどこから引っ張ってくるんだ?と言った極めて素朴な疑問が沸いてしまった。
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撮影時には全く気づかなかったが、写真右上にずいぶんと足の露出の多い女性が写っていたが、この日は山頂も15度以上あって過ごしやすかった。寒いときは平気で9度とかまで下がってるからね。
一枚羽織る格好で来ないと凍えてしまうのが雲海テラス。


テラスから全面雲海が見られたので気分を良くした自分は、前回果たせなかったトマム山の頂上を目指して登山してみることにした。
一本道が頂上まで続いていて、素人が歩いても20分くらいの登山コース。
ところどころ笹藪が凄くて歩きにくい感じではあるのだが、とくに特別な装備なくして頂上を目指すことが出来る。
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藪だけど一応登山道。当然朝露で靴もズボンもベチャベチャに濡れてしまう。
でもそんなの関係ねーとばかりにひたすら歩くおじさん。
山を登っていると途中から太平洋方面の先まで見渡すことが出来て、視界の遙か彼方から雲海が続いているのが確認出来る。

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またその先を登っていくと途中からはトマム山の裏側を見ることが出来、そこにも見事な雲海が広がっていた。
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暫く歩くと漸く頂上とおぼしき場所に到着、自分は登山をしたことがないので山頂の目印がどの様な物か判らないが、たぶんこれが山頂の目印ではないかと思われる。
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以外に質素な印にちょっとトーンダウン。
もう少し仰々しくても良さそうな気がするが、如何せん写真に写っているくらいのスペースしかないので致し方ないのかも知れない。


山頂に長居をしてても仕方がないので程なくして下山開始。
ある意味上りよりも下りの方がきつく感じてしまった。
足の指先が痛いし、何より油断したら大けがする恐れもある。
トマム山で事故なんて恥ずかしくて誰にも言えない。

下っている最中で感動的な雲海を発見。
山の斜面に沿って雲が流れ落ちている風に見える。
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「うぉ〜」と思わず声に出してしまうくらいのダイナミックさを感じるこの流れ、写真で伝えきれないのがもどかしい。


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ダイナミックな雲海を堪能したのだが、人間の欲求とはかくも底知れずと言うか、あと1時間早く山頂に到着していれば日の出で焼ける空と雲海の写真が撮れたのに。
高速道路が通行止め、その遅刻のためにゴンドラで25分待ち。
これさえなければもっと綺麗な写真が撮れたのに。

今年もう一度来ることが出来るか判らないが、次の時には道路交通情報のチェックも忘れずに行いたいと心に誓った。
次なるターゲットは「日の出時間の全面雲海」、いやぁハードル高いわ(笑)。

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山頂から下山してテラスから雲海を見ながらコンビニのサンドイッチを頬張る。
雲海テラスで販売されているクラムチャウダー(パン付き)700円をサンドイッチのお供に頼もうと思ったのだが、元来のケチがそれを頑なに拒んでしまった。
今は反省している。

そして本当だったらタマゴサンドが欲しかったのに、なぜかこの日は売り切れでミックスサンド。
セブンイレブンのタマゴサンドは今のところ自分の中でヒット商品だったりするが、セブンイレブンからはいくらも頂いていないのでここで宣伝したってどうしようもない。


ゴンドラの下りも相席システムのために少しだけファストパス気分を味わえたが、その同伴者は中国人カップルであった。
流石に最近の若者っぽく、ちまたで噂されるような大声で会話することはなかったのがせめてもの救いだった。

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雲の上はいつも晴れの状態から雲の中を突き進んで曇天の地上に降りていくちょっと手前。

雲の下では牛が草を食んでいたりして、これぞ「THE、北の大地」って感じを演出しているんだろう。
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ゴンドラの窓越しなので変なものが反射しているが、何となく北の大地の風景としては馴染みがあるのではと思われる。
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地上からは雲海テラスは雲の上となり見る事が出来ない。
でもそこに登っていけばこの世のものとは思えない景色が広がっているので、そのような光景を見てみたい方は是非ともトマムに遊びに来て頂きたい。
トマムでは波の出るプールやゴルフ場、気球体験などのアクティビティも充実しているので、きっと満足出来ると思われる。
勿論冬は北の大地屈指の寒さ(マイナス20度)を誇る場所故のパウダースノーのゲレンデがスキーヤーを待っている。
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自分はゴルフをしないので判らないが、とても綺麗な芝が植えられていた。
きっと気分もアゲアゲでゴルフが出来るんだと思う。

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いつかはこんな綺麗なトマムタワーに宿泊してノンビリしてみたいなぁと思う貧乏暇無しのオヤジなのであった。


おいおい、なんだかんだ言って毎年のように雲海を見る事が出来てるなんて凄いじゃないかと思われた貴兄、よく考えたらこれって凄い快挙ですよね。
実際はそれなりに色々と調べて出掛けてるわけですので、その確率は普通の方より高くはなるのですが、それでもこれだけ「行ったら見られる」ってのはある意味「自分は持ってる」んだと思います(笑)。
そう言う訳で、雲海を見るのは運かい?なんてオヤジギャグは使えない状況となりましたので、この幸運が何時までも続くことをお祈り頂き、下のバナーをポチッとして頂ければ幸いです。

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by Wonderfullifewith | 2016-08-27 20:00 | くるまのこと | Comments(8)
Commented by ミッチョ at 2016-08-28 08:43 x
いや〜羨ましいです。
カナダのイエローナイフへオーロラを見に行ったことがあります。
−40°Cの世界にもう一度行きたいとは思いませんが、積丹半島と雲海テラスはもう一度訪れたい場所の筆頭です。
Commented by siro-chameleon at 2016-08-28 11:30
おはようございます♪

素晴らしい雲海ですねぇ。
高速通行止めはお気の毒でしたが、こんな景色を見れるなんて羨ましいです!

今回もソフトクリームかなと思いましたが15℃なだけあって流石に断念しましたか?(笑)
Commented by Wonderfullifewith at 2016-08-28 12:22
ミッチョさん
今回はかなり良い感じでした。
イエローナイフと言えば、冬期間のトラック輸送ってのもありますよね。
オーロラも見てみたいですが、出来れば宇宙から見てみたいです(宇宙飛行士かよ)。

積丹も雲海も現実可能な場所ですので、是非!。
Commented by Wonderfullifewith at 2016-08-28 12:24
siro-chameleonさん
高速さえ止まっていなければ、朝焼けと雲海とのコラボレーションを堪能出来たのに残念です。
でもまた挑戦してみます。

ソフトクリームを捜したのですが、今回はどうやら出店していませんでした。
ゲットする気満々でした(笑)。
Commented by DORA-Q at 2016-08-29 22:07 x
こんばんは(^^)

「雲海」
一回は行って見てみたいんですよね(^^;)

いい時に行けて羨ましいです!
常日頃の善行の賜物ですね♪
Commented by Wonderfullifewith at 2016-08-29 23:02
DORA-Qさん
雲海は見ると感動しますよ〜。
天気予報などを照らし合わせて行けば、高確率で見ることが出来ます。
是非一度チャレンジしてみてください。

>常日頃の善行の賜物、
いやぁ照れるなぁ(真に受けてるのかよ、笑)
Commented by mi-bar at 2016-08-30 07:28
これは見事な雲海ですね!
日本じゃないみたいです。
冬と春には訪問した事がありますが、雲海のシーズンにも生きている内に行きたいものです^_^;
Commented by Wonderfullifewith at 2016-08-30 10:12
mi-barさん
今回は天晴れな雲海でした。

自分、もしかしたらだんだんあの世に近づいているのかも知れません(笑)。

mi-barさんにとってトマムは思い出の場所だと思いますので、生きているうちなんて言わずに、「ちょっと行ってみるか」レベルでお越しください。
運が良ければ全面雲海に立ち会えるかも知れませんよ〜。(笑)


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