2016年 03月 01日
バッグのカスタマイズ
内職に出掛ける際はMacBookAirと関連書籍、他にはコンデジ、iPhone、財布や車の鍵などその他諸々を持っているのだが、何より重視しているのが自重が軽いこと、次にパソコンがちゃんと入ること、いざというときにデジイチが入ることだったりする。

いい年したおっさんなんだから出掛ける時に革のバッグなどを持って歩きたい気持ちも少なからずあるのだが、革製品は往々にして自重が結構あって色男の自分には辛かったりする。
それに扱いがぞんざいなので余り良いものを持っても宝の持ち腐れになってしまう。

今まではひらくPCバッグを使用していたのだが、それも2代目となりある程度くたびれ感が出てきたので新に新調してみた。

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エディーバウアーの3Wayバッグ。
手提げ、肩掛け、ショルダーの3方法で持ち運べるって事で購入。

購入して色々見てみるとカメラを入れるには底面が心許ない事に気づき、今回その辺の加工を施すことにした。

底面は特に別の布が貼られているわけではなく、キャンバス地のような感じだったので、床に直置きしたときに汚れてしまう恐れがある。
また底面は特に補強されているわけではないので、デジイチなどの重たいものを入れるとバッグが変形してしまう恐れがある。

そこで色々とググってみると、バッグを手作りしている人のサイトや、カメラバッグじゃないものにカメラを入れている人などのサイトがヒットして、その辺を参考にしてみた。


先ずは底板の作製から。
底板には「ベルポーレン」なる製品を使うようだ。
マカロナージュについで生まれて初めて聞いた単語である。
ググって頂ければ判るが、加工が容易なプラスチックの板である。
そこにある程度のクッション材を取り付けて布を被せればそれなりになりそうなことが判ったので、ベルポーレンをネットで入手。

ついでにバッグの底面に汚れないよう足を取り付けようって事で調べたら、これが「底鋲(そこびょう)」なるものだと判ったので、それもネットで入手。

この辺もバッグをDIYしている人のサイトを見れば判ることだったりする。


ベルポーレンに貼り付けるクッション材を色々探すが、ググった中では百均に適当なクッション材があるような話だったので百均に出向くもイマイチ見当たらず。
妥協案としてプチプチでも良いかなと思ってみたが、あまりにあまりだと思ったために禁断のヤーンショップ(手芸店)に足を踏み込み店員さんに「斯く斯く然々でそのようなものは無いでしょうか?」と尋ねる。

一瞬不思議な顔をされるも色々と見繕ってくれてる中にある物を発見。
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何に使うものかは良く判らないが、とにかくクッション材として使えそうだったのでゲット(150円程)。

加えて「何でも良いので60cm×20cm位の端切れはないでしょうか?」と尋ねたら、そう言うものもしっかりあるようでワゴンセールのようなものの中から適当に選んでくれた(120円)。


ベルポーレン、クッション材、端切れ、底鋲、これで物は揃ったので早速作業開始と言うほどの作業でもないのだが、ミシンを出してきてゴソゴソ縫い物をするアラフィフのおっさん。

バッグの底面のマチの幅を測って、それに合わせてベルポーレンを切断。
その幅に合わせて端切れをカットし、裏返しにしてミシンでダダダダだと縫製する。
袋縫いが出来上がったところで布を裏返す。


ベルポーレンにクッション材をボンドで貼り付ける。
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ボンドは適当、本当ならしっかり端から端まで塗れば良いのだろうけど、どうせ袋の中に入れるものだからクッション材がくっついていれば良しと考えたのでこの程度で勘弁してやる。

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貼り付け完了。
今回はベルポーレンを2枚重ね、クッション材も2枚重ねにしてクッション性と強度を持たせてみた。


袋縫いをした布にベルポーレンを挿入。
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布のデザインは不問、だって底板にするだけのものだからね。


袋部分の加工は家族に確認したところ内側に折り込んで縫えば良いとのこと。
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こんな感じで内側に織り込んでここをミシンでダダダダと縫製する。

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縫製速度は最遅で。
ミシンなんて雑巾を縫うときくらいしか使わないからドキドキする。

無事出来上がったので、バッグの下に敷いてみる。
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まずまずか(自画自賛)。

試しにデジイチを入れてみるがマチがそこそこあるので楽勝で入る。
写真は5D2に24-105を付けた状態。
ベルクロが付かないタイプの布だから、間仕切りをどうしようかとちょっとだけ考え中。
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仕切りがないから揺れてしまうが、底板がそれなりにしっかりしているので問題無さそうだ。
一応底板とバッグの底面はいざというときに外せるようマジックテープで固定しておくあたりに我ながら芸の細かさが滲み出ている。


最後はバッグの裏側に底鋲を打ち付ける作業。
千枚通しでバッグの底面に穴を開け、底鋲を刺す。
取付方法はリベット打ちと何となく似ているので、職場から工房作業用のステンレストンカチを持ち出して夜の夜中にドンドンと打ち込む。
底鋲ってのはこんな感じになっている。
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「こんなにいくつも覚えられません」は気にしないで頂きたいが、底鋲はこの様にパーツが2つで構成される。
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ひっくり返してみるとこんな感じ。
勿論波形の特徴を知ることは大事だけど、そんな細かい事なんて覚えていられない、じゃなくてそっちはあまり気にしないで頂きたい。
P波があろうが無かろうが知ったこっちゃ無いって書くと関係各所から突っ込まれそうなので軽くスルー。
やっぱP波は大事だよ(辛抱もとい心房が動かなくちゃ心臓欠陥外科医の仕事が増えるって話だ)。

底鋲のパーツを組み付けるとこんな感じになる。
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布の間にこれを挟み込み、あとはトンカチでガンガン叩いて潰せば完成となる。


ガンガンガンガンガンガン・・・・・・
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トンカチで潰すとこんな風に間が狭くなり、この隙間に布が入るのだが薄い布の場合には底鋲がクルクル廻ってしまうので隙間を埋める何かを当てて打ち込むと良いらしいと色々なサイトに書かれていたため、自分は底板に使ったベルポーレンの残りを小さく切ってポンチで穴を開けて隙間材に活用した。


打ち込む際に座卓テーブルを裏返して、足の部分を利用。
足袋職人が足袋の踵(かかと)部分などを仕上げるときのようなイメージ、と言っても今時足袋を履く人もほとんどいないだろうからその作業がどんなものか判らないと思うけど、基本的に底鋲ってのはバッグを作る際にパーツの状態の時に行う作業であるから、この様な袋状のバッグになってから底鋲を取り付けるってのはイレギュラーな作業なわけで。


ガンガン打ち付けて出来上がったのがこんな感じ。
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これで床が多少濡れていても直接布が地面に突かなくなり汚れることも少なくなっただろうと自己満足全開。


にしても今回リュックにもなるタイプのバッグを入手してみたが、両肩で荷物を持つ際の楽さ加減はハンパないことを再認識。
持ち運ぶのは大した距離じゃないけど楽が出来るときは出来るだけ楽をしたいのが色男の色男たる所以。
あ、色男ってのは言うまでも無くハンサムとかイケメンとか美男子とかではなくて単に「金と力を持ち合わせていないヤツ」のことね。

あとは適当にワッペンを貼り付けてみたり、内部にもう少し加工をしてみれば完成となるが、暫く使ってみて不具合がでればまたその時に考えようと思う。
人生を愉しく生きるには色々なことに創意工夫が必要ね。


冬場は車弄りもあまり出来ないからって、家の中でゴソゴソ何やってるんだかと思われた貴兄。
その昔、ドアの内張に色々な布を使って悪戦苦闘されていた西の兄貴もいるんだから、この位は全然想定の範囲内なのよ。
で、その西の兄貴って誰だ?と思った方は、下のバナーをポチッとして頂ければその答えがわかるかも知れないし判らないかも知れないのでどうか一つm(__)m

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by Wonderfullifewith | 2016-03-01 17:57 | うちのこと | Comments(16)
Commented by d5svb98 at 2016-03-01 21:24
こんばんは、マル運です。

ついに、マイ鞄の作成まで手を出してしまったのですね~
残るは、自宅の建築ぐらいかと・・・

底に敷く、板に巻き付けた布が、またお洒落ですね(^O^)
センスの良さが出ているですよ
そして、鋲打ちの下には暗号のごとく秘密文章まで写し混まれるとは、さすがでございます(^O^)
Commented by mi-bar at 2016-03-01 22:36
実家が鞄製造なので、見慣れたアイテムです^_^;
ふつうの人はこんな事はしないですよね〜。
カバンまでモディファイとは、さすがッス!
Commented by miu_north at 2016-03-02 00:40 x
ε- (´ー`*) フッ
Commented by Wonderfullifewith at 2016-03-02 07:13
マル運さん
暇に任せてゴソゴソとこんなことをしてました。
でも世の中知らないことばかりで勉強になります。

流石に家を建てることは無理っぽいですが、定年(ないけど)後は平屋の家に住みたいです。

布に関しては店員さん一任、とにかく「安いもの」って事でこれになりました。

底鋲の下は仕事の合間に読んでた雑誌ですので、軽くスルーの方向でお願いします(笑)。
Commented by Wonderfullifewith at 2016-03-02 07:13
mi-barさん
本職の血筋の方でしたか。
お恥ずかしい限りです(^_^;)。

車も弄るところがあまりないので他に浮気をしてみました。
Commented by Wonderfullifewith at 2016-03-02 07:14
みうさん

なんだよ〜w
Commented by at 2016-03-02 14:18 x
お疲れ様です♪

いや~ご自分で裁縫・・・ステキです(^^)
底鋲も打ち込まれて安心感アップ、満足度も格段に上がったのではないでしょうか?

それにしても5D2も素晴らしいです♪
僕もそろそろ70Dから今度発売になる80Dに買い替えを考えていますが、それ以上となるとなかなか難しくて(^_^;)

Commented by Wonderfullifewith at 2016-03-02 18:45
樵さん
小人閑居して不善を為すと言う言葉通りの日々でございます(苦笑)。

自己満足度はかなり上がりましたが、周りからは冷ややかな視線を思いっきり浴びております。

5D2も古い機種になりましたが、まだまだシャッター回数は全然なので、壊れるまで使わなくちゃなりません。
欲しがりません、壊れるまではです(^_^;)。
Commented by TAK at 2016-03-02 19:00 x

こんなにいくつも覚えられませんがすんごい気になりますw

bradyもtach どちらのデバイスもやっていたので懐かしいです(違

っていうか、鞄まで自作チューンされるとは・・・
さすが器用ですね!
Commented by kitanoeos at 2016-03-02 19:16
み、み、ミシン使えるんですか^^;
縫うお仕事とはいえ脱帽でございます。
是非、ズボンの裾上げお願い致しますm(_ _)m

Commented by DORA-Q at 2016-03-02 20:25 x
こんばんは(*^▽^)

なるほどナルホドゞ(’□’*)ノ
こんな方法もあるんですね。
私も普段持ち歩くカバンが欲しいな…とはなんとなく思っていました。
参考にさせていただきます!ヘ(_ _ヘ)
でも、ミシンを使うなら他力本願でいきます(笑)
Commented by BONBY at 2016-03-03 09:52 x
残り89日 、 地球が滅亡しない限り順調に減ってます。
これは"有り" "有り" "無し(笑)" "有り" 読み進んでの私の感想です。
ミシンが使えるんですね
使わしてくれると言う意味です(笑)
私のレンズコートもミシンだったらと羨ましい環境を妬んでしまいます。
"アレッ、カバンの奥に何か忘れ物が・・・"
私ならその後苦笑いです。
Commented by Wonderfullifewith at 2016-03-04 15:45
TAKさん
こんなに・・・、いやぁお恥ずかしいです(^_^;)。
今度色々ご指示頂ければ幸いですm(__)m

こちらの冬場は何もすることがないんで、こんなことでもして手持ちぶさたを紛らわせてます。
Commented by Wonderfullifewith at 2016-03-04 15:46
kitanoeosさん
ミシン、使えます。
職場で雑巾縫ってます(大笑)。
でもズボンの裾上げは「裾上げテープ」か800円で外注してます(笑)。
Commented by Wonderfullifewith at 2016-03-04 15:48
DORA-Qさん
世の中の大半はインターネットで検索出来ますね。
自分の場合、これは内職用のバッグなので、普段使いはもっとボロボロになったバッグですね。

ミシン、他力本願なんですかぁ?( ̄ー ̄)ニヤリ。
今度はその辺りのことを根掘り葉掘りお聞きしなければならないですねぇ。
えぇ勿論コスチュームは必須ですよ〜。
Commented by Wonderfullifewith at 2016-03-04 15:50
BONBYさん
遂に89日ですか。
アニメ宇宙戦艦大和のエンディングを見ているようです。
ミシン、使わせてくれます。
えぇちゃんと元通りにして返すのは当然ですが、時々糸やミシン針を買いに行ったりもしてます。

レンズコート、手縫いだったんですね。
それも凄いと思います。


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