2016年 02月 23日
リベンジ ザ ニュー北星ビル
ススキノにあるニュー北星ビル、場所はラフィラ裏ではなくラフィラから筋向かい方向、ススキノ交番の向かい側。

思い起こせば4年前、何も知らずにこのビルに入り完膚なきまでに玉砕した思いがあるニュー北星ビル。

今回はその敵討ちとも言える状況で乗り込む中年オヤジ一人。

いや今回は一人じゃない、心強い味方が数名いるから前回のような無様な事にはならない。

自分はこの4年間で成長したのだ。





「今度札幌に行きますので、食事でも如何ですか?。そちらにいらっしゃるE60のB5アルピナ(の他にE46アルピナとポルシェ所有)オーナー様達とご一緒に如何でしょう?」

そんな連絡を全国的に有名な銀色のアルピナD5オーナー様から頂き、二つ返事で「ハイヨロコンデ〜」。

会場はと聞けば上記のニュー北星ビルのステーキハウス石崎とのこと。

そうか、ここにはステーキハウスハマ以外にも鉄板焼きの店があったのかとその時初めて知る。


聞くところによれば、ここのお店はアルピナ(とポルシェ)オーナー様のお知り合いの店と聞く。
その様なな方に不甲斐ないところは見せられない、そう思った自分は内職先から毎月のお手当が振り込まれる銀行に出向き、清水ダイブ宜しく金を引き出す。
キャッシュカードを入れ、暗証番号を押し、ポチポチポチポチポチと液晶画面に出る金額指定のボタンを押す手が震えた。
よし、これで大丈夫だ。


当日、いつもより30分店を早く閉め誰よりも早く職場を去る店長。
こういうときの動きは素早い。
そしてスタッフの理解も宜しい。

バスと地下鉄を乗り継ぎ、待ち合わせ場所の「ニュー北星ビル」到着。
B5オーナー様ご夫妻は先に到着しており、先ずは挨拶。
あの秋の美瑛ツーリングの際にもお会いしている方だ。

暫くしてD5オーナー様ご夫妻到着。
いざ出陣!。
個人的には4年前のあの記憶が甦ってしまいビルの雰囲気に完全に飲まれ気味だが、そんな事は微塵にも見せずにエレベーターに乗り込む。
前回はエレベーターが開いた途端に「いらっしゃいませ」だったが、今回は1フロアーに2店舗の店が入っているためそのような仕打ちはなかった。

先ずは一安心。


店に入り上着を預け、席に通される。
D5オーナー様は前日に函館入りされており、そちらで最近世間を騒がせてるあんなことやこんな事があって、でもそこにいらっしゃった方がそちら方面のスペシャリストだったので全く何の問題もなくトラブルシューティングをして頂いたらしく、ススキノに着いた頃には平静を保たれていた。
最近のあれは本当に凄いねぇ。
自分たちも念のため全身にバリケードを張り巡らせての出陣となったことは言うまでも無い。

という感じで席に着いたご一行様はお店のオススメコースを頂くことに。
「お肉の部位と量は如何なさいましょうか?」と聞かれ、メニューにはヒレ、サーロイン、シャトーブリアンの部位と100〜200g位までの量が書かれていたようだが、平均年齢アラフィフのご一行様だから、そこは「100gのヒレ」で落ち着く。

赤ワインも1本ボトルでオーダー。
綺麗なワイングラスに恭しく注がれるとき、自分は見逃さなかった。
ワインの注ぎ口になにやら銀色にヒカル物体、初めて見るものだが聞けば「ボトルストップ」なるものらしい。
円盤状のフィルム状のもので、これをワインボトルの注ぎ口に丸めて取り付ければ、ワインを注いだ後にジジイの尿漏れのようなことにはならないらしい。
お値段も手頃で今度買ってみようと思った。
ま、セコマのワインを飲むのにこんなものなんか要らないって話もあるけどね。

鉄板の上を見れば、シェフがニンニクとオイルとを合わせて炒めている。
カリカリに、でも焦げ付かないギリギリの所でスライスされたニンニクチップが出来上がり、その副産物としてガーリックオイルが出来上がる(ってこれはどっちが副産物なんだ?)。

そのニンニクの香りたっぷりのオイルを用いてヒレ肉をローストするシェフ。
本日のメインイベントであるお肉のフランベ。
ボワーッと炎が上がる瞬間、客達から歓声が上がる。
「いつもより多めに燃やしております」とは言ってなかったが、ここは思い切りリアクションするのがマナーだろう。
仲間内で盛り上がって、鉄板の上で炎が上がったことも気づかないようなことでは、この様な店に来る資格はない。

カメラを構えていたD5オーナー様がその瞬間を取り損ねたらしくやや落胆気味の声を上げたが、店側もその辺はキッチリ判っているわけで、「安心して下さい、もう一度(肉を)お焼きしますので、その時に是非」と仰ってくれていた。
「カメラをお持ちの方は是非壇上近くにお越し下さい」というような結婚式的アナウンスではなかったが、
シェフ、GJ!。


肉が焼かれている間に色々と料理が出されるが、食品衛生法に基づいての措置なんだろうが、表面を軽く炙っているけど実のところ本当は限りなく生っぽい牛肉、と言うかほとんど生の牛肉のお刺身的一品が出てきた。
刺身って呼べる位だから当然生な訳で、店員さんを呼びつけて「すいませーん、この刺身、ちょっと生なんですけど」と訳の判らないことを口走ってしまう様な事にならずに済んで良かったと思う。

「牛肉の刺身、美味!」
一応断っておくが、肝臓の生は危ないよ。
あれは肝臓の胆管って所に細菌が結構いるらしいから、食肉検査員の獣医さん達は絶対食べないって言ってたし。

刺身もそれなりのグラム数があったからやはり我々が選択した「ステーキのお肉はお一人様100g」は正解だったようだ。
良い気になって200gの肉をオーダーしたら、4年前の時みたいに料理の後半に出て来るであろうガーリック炒飯をお持ち帰りしなければならなくなるからだ。

お肉がちょっと苦手なご婦人も同伴されており、その方は海鮮コースを選択されたのだが、そちらのシメに出されたのはカニ炒飯。
皆がそれぞれ一口ずつご相伴にあずかったのだが、ほんの一口なのに口の中が一瞬にして「カニ」になったのには驚いた。

あんな旨いカニ炒飯を食べたのは初めてだ。
次に行く機会(たぶん4年後くらいか)があれば、誰かは海鮮コースのを頼むのが良いと思った瞬間だった。

お肉は「お値段以上○○○♪」のCMソング宜しく、歯の無いご老人でも噛みきれるくらいの柔らかさ。
シェフに「そちらにありますフランス産のお塩を少しだけ付けて召し上がって頂きますと、よりお肉の旨みが判ると思います」と助言されたが、旨い肉ってのはこう言うものを言うんだなぁとしみじみ感じてる間もなく唾液中の消化酵素や大臼歯などによる咀嚼行為によりドンドン口の中で肉の線維が崩壊していき、結果嚥下という舌がそれを喉の奥へ運び去ろうとしているのをどうにか押し留めもう少し口の中で味合わせてくれよという感じの押し問答を試みるも戦い虚しくゴクンと言う音とともに食道を通過して行ってしまう肉。

今思い出すだけで白いご飯を食べられる。

美味しいワインと美味しいお肉、そして楽しい会話とともに時間はあっという間に過ぎていく。
最近読んだ「中学生の知識で判る相対性理論」って本を出すまでもなく、この時間の経過の早さはまさしく相対性理論なんだろう。
てゆーか上記の本、中学生レベルの知識でなんて絶対判らない本だから。
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最後に出てきたデザートだけ写真に納め、まだまだお話しし足りない中で自分の誕生日会、え?誕生日会じゃなかったの?。
てっきり昨日の誕生日に回転寿司のお代を支払わされたその見返りの食事会だと思っていたのに、違うの?。
そうか違うのか。
まぁいいや、そんな感じで素敵な食事会がお開きになったのであった。

今度は6月にまたお会い出来ることを楽しみにして、それまで「無事故・無検挙」で頑張りたいと思った。


おいおい、何良いもの食ってんだよ。それに最後のデザートの写真しか無いってどういうことだよ、とお嘆きの貴兄。
その怒りを下のバナーに込めてポチッとして頂ければまたまたあの時の感動を思い出せるってものです(笑)。

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by Wonderfullifewith | 2016-02-23 18:07 | くるまのこと | Comments(4)
Commented by pedi5 at 2016-02-24 18:17
まさかねぇ、最初は冗談半分だったんですよ。

でも良かったです、何事もなくて。
Commented by Wonderfullifewith at 2016-02-24 19:34
pedi5さん
お話を聞いて、ご本人には申し訳ないですがあらららと思っちゃいましたが、あれはこの時期ならではの貰い事故みたいなものですよね。
我々もキッチリ対策を施し、ご本人もがっちりガードされていらっしゃったので(おそらく)被害はほとんどないものと思われます。

冗談半分でも「もしかして怪しい?」と感じられたその職業的勘が見事に的中したので、やっぱ流石だなぁと思いました。
Commented by d5svb98 at 2016-02-25 00:02
こんばんは、マル運です。

その節は・・・大変皆様にご迷惑をお掛けして・・・世間様にも<(_ _)>
pediさんの所へお邪魔したのは、けして検査の為では無く、嫁さんに熱帯魚や宇宙戦艦ヤマトを見せようと思って・・・って、冗談でしたら、熱帯魚や、ヤマトも見ずに、救急病院へ直行する事に(笑)

お肉、料理は最高に美味しく満喫の夜でした。
挨拶だけで帰っていたら、どんなに悔やんだことか。。。
4年前のブログ、拝見していた事を思い出しましたよ~
同じビルだったのですね(笑)
6月を楽しみにしています(^O^)
Commented by Wonderfullifewith at 2016-02-25 11:02
マル運さん
お疲れ様でした。
pedi5さんの素晴らしい初期対応のお陰で大事にならずに済んで良かったですね。

お肉、美味しかったですね。
ご挨拶だけで戻ったら最後、その後の奥様からの色々な話にきっと枕を濡らした夜になったと思います(笑)。

ニュー北星ビル、楽しみなビルになりました。
こんな場所に年1回位来られるように頑張ります。
ではまた6月にm(__)m


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