2015年 10月 10日
怪しい秘密基地の集い
子供の頃、色々なところに「秘密基地」と称して仲間内で集まる場所があった。
それがいい年したおっさんになってからもそんなに屯(たむろ)したりする。
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この場所、とある会社の工場だが、それゆえ色々な工具が揃っているために我々残念なおっさん達には夢のパラダイスだったりする。
そこで自分のF10のアッパーマウントを交換して貰ったりしているが、今回はそこの臨時管理人であるK兄貴の足周りと水周りメンテが執り行われていた。

そこに夜の街路灯に集まる虫のようにわさわさと集うおっさん達。

愛車は水周り作業が半分ほど終わったようで、外には交換後のウオポンが無造作に放置されていた。
地面には緑色の液体がタラタラと流れていた。

それを見たT氏のご令嬢は甚く興奮しながら
「パパ、緑色の水!(喜)」

子供の感性は良く判らないが、彼女たちにはこの緑色の水がとても新鮮に映ったようでとても興奮気味におのおのが話していた。


施設の中に入るとN氏とK氏が車高調相手に悪戦苦闘。どうやら固定しているボルトが固着してしまっていてそれをドリルで揉んで飛ばそうとしている最中であった。
そう言えばサンヨン時代にブレーキローターを交換しようとしてアーレンボルトが固着してたことがあったっけ。
その時はタイチョーが機転を利かせてドリルで揉んで事なきを得たが、そんな方式を知らなかった自分は「なるほどねぇ」と感心したものだった。

今回も同様の作業を行っていたが、そこで問題になるのがドリルで揉んで飛ばしたボルトの再調達だ。

普段照明係と工具出し係専門の色男の自分は、ついに本領発揮する場面に遭遇した。
そう「パシリ」

「どんなネジですか?」と聞いても良く判らないから現物をもって早速車に乗り込み近所のホームセンターまで走る。
探すは6mm×15mmのサラネジ8本。
ホームセンターのネジコーナーに突入し、見本のネジと同じ形状のネジを購入。
すぐさま秘密基地に戻りネジを渡す。

ネジを受け取ったN氏とK氏が首を捻る。
「あれ?、同じのを買ってきたんですけど、違います?」
「締め込みが六角形状じゃなくて、これプラスネジなんだよねぇ」
「え?(激しく動揺)」
「つ、使えないっすか?」
「いやぁ使えないことは無いっすけど、上手く締め込めるかなぁ」
そう言いながらN氏がネジを締め込んでいく。
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「まぁ行けないこともないかな?」

「ったくよ、次からは気をつけれよな。全く使えないパシリだぜ」と言ったような心の声が聞こえなかった気もしないでもないが、そこはプロのメカニックさんの正確無比なドライバーテクニックによりキッチリ確実にネジ止めされた(と思う)。

もしまた音がしたらどうします?との問いにオーナー様は一言、
「そんときゃ買い換える(笑)」。
つくづく漢である。
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優しいN氏はどうにかプラスドライバーを駆使してしっかりと締め込んでくれていた。
やはり道具が良いのか、仕事が凄くしやすかったようだ。


他の場所ではT氏がピストンのシール交換(練習)を行っていたが、今回入手したシリコン製のシールはイマイチのようで、やはり純正ゴムが良い事が判った。

「良いゴムはやっぱ装着感が違うね」と子沢山なお仲間達は声を揃えていたような気がするが、一人しか子孫がいない自分には良く判らない事だった。
今は0.01mmってのがあるんですって?(何がだよ)。
遠い過去の記憶を甦らせるに自分の時代は0.02mmが最薄だったような気がする(だから何がだよ)。
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シリコンシールの入手に関してそれなりの費用が掛かったと聞くが、これが世に言う「勉強代」というヤツだろうか。

作業を行うにあたり、ピストンを抜き出すにしてもエアーがあればあっという間に抜けたりと、やはり仕事にはそれなりの道具が必要と言う事のようだ。


車高調のトップナット締め付けも、K氏はインパクトレンチを用いて一瞬。
ものの10秒で作業終了。
「そこは大事に行かなくて良いんですか?」というといにも、川平ジェイばりに
「良いんです!」との返事。
心強い(笑)。
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このアッパーマウント交換に関しては一説には影の力が大きく動いたようで、今回の一件により世の中やっぱり長いものには巻かれた方が身のためだと言う事を残念なおっさん達一同身に染みて感じた。


次に
「ラジエーターも綺麗にしたいんだよねぇ」とK氏。
てことで水をじゃんじゃん流してエンジンの水路系を完全洗浄することにしたのだが、ラジエーター下のドレンボルトがなかなか外れない。
パッキンがまだしっかり生きている証拠なのかも知れないが、アクロバティックな体位ではそのプラスチックのドレンを外すことが出来ず、ここでN氏に選手交代。
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プロの意地で青いドレンをスポット外したその瞬間、車両内に残っていた緑の液体がN氏へ直撃。

「うわぁっ○射だ!」

クーラントってベタベタするので顔に掛けない方が良い、と言う事も教わった一日だった。
ちなみにクーラントを飲むと完全に腎臓が破壊されるので、間違っても「甘いものが欲しい」という理由でクーラントを飲まないようにして頂きたい。

無事ドレンも抜けたことで暫く水を流しっぱなしにして水路系を綺麗にする。
お子達、流れる緑色の液体に驚喜乱舞。

そんな事も無事終わり、新しいクーラントを注入して水周りメンテ無事終了。

最後は車高調を車両に組み込んで本日のメンテオフはお開きとなった。

この時期の北の大地は日が落ちるとあっという間に寒くなる。
そろそろ雪虫や初雪の便りがあちこちから聞こえてくる季節となった。
今シーズン、メンテオフが出来るのもあと何回だろうか、と言うか真冬でも籠もって作業やってたりするんだけどね。


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by Wonderfullifewith | 2015-10-10 15:53 | くるまのこと | Comments(2)
Commented by コロすけ at 2015-10-10 16:47 x
先日は、御苦労様でした。

>今シーズン、メンテオフが出来るのもあと何回だろうか
冬場は、工場営業休止してますので、除雪さえすれば、冬場もメンテし放題(笑)
なんでも、nao氏が、エンジン載せ替えるとか載せ替えないとか…(笑)

Commented by Wonderfullifewith at 2015-10-11 05:10
コロすけさん
お疲れ様でした。
冬場こそやりたい放題なんですね。
除雪に関してもmaterial &method は何の問題もなし(笑)。

載せ替え、ボンネットがベンツみたいに上がれば便利なのになぁと天井を見て思いました。
下手すりゃ車ごと持ち上がりますね(^o^)


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