2015年 09月 28日
シルバーウィーク明けは帯広へ
シルバーウィークは全休とはいかず、何時もダラダラと仕事をしている貧乏暇無しな家業。
正直な話、半サービス業にとってこのシルバーウィークってのはありがた迷惑な休日だったりする。

それでも世間様がシルバーウィークを終えた翌日に弊社定期休業日となり、加えて前日に足回りのリフレッシュを行ったことも手伝って「そうだ試走行をしなければなるまい」と心にふつふつと湧いてきた気持ちを抑えることは出来ず、ついつい朝の早よから車を走らようといい年をしたおっさんが今回選んだ場所は「帯広」。

なぜに帯広か。

帯広には親戚がいる、帯広には元職員さんが住んでいる、帯広には美味しいお菓子が売られている、帯広仁摩名物丼がある、帯広には30数年前に入学を断られた大学がある、帯広には・・・・、まぁ距離として片道200kmほどだから、日帰りツーリングにはもってこいって事も今回のしれっと帯広となったわけである。


朝5時、出発。
なぜにこんな早くに出発するかと訊かれれば、それは第一の目的である「柳月帯広スイートピアガーデン限定三方六の端っこ購入」のために他ならない。
テレビ番組でその存在を知ってしまった自分は、いても立ってもいられずいつかはこの手であの「三方六の端っこ」をこの手にしてみたいと思っていた。

柳月帯広スイートピアガーデンの開店時刻は午前9時。
三方六の端っこを入手するためには開店1時間前には店前に並んでいなければ到底確保出来ないと聞いていたため、逆算して朝5時の出発となった次第。

朝の高速を気持ち良く走らせるが、雲海を見に行く時はこれよりも2〜3時間早い時間帯のため周囲の景色が全然違うことに改めて驚く。


その前に、
ほとんどの車両がそうだと思うが、スピードメーターの速度表示と実測には若干のズレが生じているようで、実際自分の車両でもGPSで計測する速度とは2km/hほどの差がある。
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フロントガラス上に写るHUD(ヘッドアップディスプレイ)の速度表示は100km/hだが、ユピテル社製のレー探には98km/hの表示。
高速道路を走行する際、自分はほとんどのケースでクルコンをセットして走行するが、その際も速度の基準はレー探のそれを参考にしている。

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低速域でも2〜3km/hの差が認められる。
これはゆゆしき問題である。

実際この辺の数km/hの差で国家権力と戦うのは本意では無いが、それでも何を持っての違反かという話になった際には十分議論したいと思っている。


車をのんびり走らせ夕張を越えたあたりから辺りに雲海がちらちら見えるようになってくると、今日はその日じゃないと思いながら心がうきうきしてきしてしまう。
競走馬が引退してもあのファンファーレを聞くとソワソワするのと同じ感覚と言えば判ってくれる人がどれくらいいるだろうかと思うが、まぁそんなもんだ。

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雲海  キタ━(゚∀゚)━!

アホである。
今日の目的地はトマムじゃない、帯広なんだと自分に言い聞かせ車を走らせる。

柳月帯広スイートピアガーデンは高速音更帯広インターを降りて数分の場所に位置しており、その大きさは「デパートか?」と思わせるほどだ。
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開店2時間ほど前にも関わらず、建物の前に設置されている待合場所には20名ほどの先客が椅子に座って待っていた。

この時間、外気温11.5度,自分の今日の格好は半袖ポロシャツに膝上の短パン。

車のエンジンを止めて外に出た瞬間、その外気温に驚き直ぐさま車内に戻る根性無し。
服装のチョイスを完全に間違えた、と言うか完全に帯広をなめてた。

さてどうしたものかと考えるが、ずっと車内にいるわけにもいかないので車のトランクに常設してあるツナギを着て並ぶことにする。
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やや油の臭いが充満したツナギを着て、どう見ても地元の人っぽくしか見えない出で立ちであるが、観光客である証拠は左ポケットに入ってる旅行情報雑誌「じゃらん10月号」。
背に腹は代えられないのである。
お菓子を買いに行って風邪ひきましたなんて事になったら、それこそ末代までの恥になる。
旅の恥はかきすてなのだ。


こんなところに朝早くから並ぶのは地元の暇な中高年位かと思っていたが、結構若い人や観光客と思われる人もいたりして、だだっ広い駐車場を眺めたらそこにはBMWのバイクが3台。後ろに荷物を積んでるところを見るとツーリングの途中なんだろう。
バイクのことはよく判らないが、どれもきっとお高いんでしょうね。
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バイクで驚いていてはいけない。
その後ろには何とキャンピングカーが4台。
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どれだけ三方六の端っこに命賭けてるんだかと思うが、高速使って200km先から来るバカもいるんだから全然問題ないのか。



開店30分位前になると店員さんが拡声器を持ってご挨拶。
「本日も早朝よりお並び頂き誠にありがとうございます。間もなく整理券をお配りいたします」などのアナウンスが行われる。

30分前になったら整理券を配るので順番に並んで待つように、整理券を受けとった後も代表者は列に並んでいるように言われるが、代表者も何も自分は自分しかいないわけで、そうなれば自ずとそのまま並んでいるしかない。

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整理券番号、青の10番
この日はプレーンとコーヒー、それからメープル味の端っこが供されるようだったので、青はコーヒー味の整理券。
購入可能なのは基本的に一人1袋までとなるのだが、その一人には老若男女一切を問わないらしく、バブバブの乳児から棺桶に半分足を突っ込んだような老人まで列に並んでいる人の全てが一人と勘定される。

午前9時、店の開店とともにどどどっと店内になだれ込む客達。
果たして朝の開店一番から店内が満員御礼状態になるお菓子屋が他にあるだろうか。
毎日がバーゲンセールみたいな勢いだ。

店内にはパワーストーンが鎮座していた。
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300kgの黒曜石、お値段果たしてお幾らなんだろうとついつい値踏みしてしまう小市民。
300kgもあればまず盗まれることもなかろうと防犯のことまで考えてしまう小市民。
でも最初に思ったのが「なんだかダースべーダーみたい」。


面白いのは常連さんと思わしき熟年夫婦の行動。
奥さんの方が三方六の端っこを購入する列に並んだかと思うと、旦那さんはイートインコーナーの座席の確保に向かう。
見事な連係プレイである。
熟年夫婦のあうんの呼吸を垣間見た瞬間だった。

ちなみに柳月ではコーヒーなどの飲み物が飲み放題となるので、そこで三方六を購入してそのままコーヒーを飲んで朝食にしても良い。


購入する端っこの1袋の重さは1kg。
これがどうして結構な量だったりする。
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一袋に端っこが4つ入っているが、これだと大きさが判りにくいので横にiPhone5を置いてみたのがこちらの写真。

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なかなかどうして食べ応え十分な量と大きさだ。
これらは「後でスタッフが美味しく頂きました」のテロップを流すまでもなく職員さんの胃袋に収まっていった。


朝食を頂いていない自分は、この店の限定クロワッサン1個140円を一つ購入し、無料のコーヒーとともにブレックファーストとした。
あまりにお腹が空いていたので写真を撮る前に胃袋に消えてしまったクロワッサン、外はサクサク、中はしっとりで大変美味であった事をここに記す。


帯広に来た第一の目的を済ませた自分は、第2の目的である「親戚の家を探訪」に向かった。
住所を頼りに車を走らせ、その辺であろう場所まで行き第2の目標達成。
実際平日の午前中に誰がいるわけでもないので、それ以上の行動には出ない奥ゆかしさ。
さすが半世紀生きてきただけある。


さて次は帯広市内(今はまだ音更町)に突入だ。

つづく


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by Wonderfullifewith | 2015-09-28 22:59 | くるまのこと | Comments(4)
Commented by 爆裂山 at 2015-09-29 08:38 x
かど丸餅店へいちご大福買いに早朝から並んだのを思い出しました(笑)(^^;


スケールは違えど似たようなコトしてるなあ…と親近感わきますね(^O^)/
Commented by Wonderfullifewith at 2015-09-29 09:18
爆裂山さん
車に乗ってれば楽しい変なオジサンなので、理由は全て後付けです(笑)。
Commented by d5svb98 at 2015-09-30 00:47
こんばんは、マル運です。

つなぎ姿が、格好良く似合ってますよ(^o^)
端のために早朝から、帯広へ向かえる気力がすごいです・・・私なら、前日から泊まっても無理かも(笑)
Commented by Wonderfullifewith at 2015-09-30 08:58
マル運さん
ツナギ、あって良かったです(笑)。
あれがなかったら今頃鼻水垂らしながら仕事をしていたでしょう。

本当の目的が「ドライブ」なんで名目なんて何でも良いんですね。
ただ自由になる時間が限られてるので、出発はどうしても早朝になってしまいます。
時間が無いなら作れば良い、それがこの様な行動に繋がってます(^_^;)


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