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日々雑記

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2015年 09月 20日

フラッと美瑛 その2

昼食のヒレカツカレーだが、ヒレカツは肉本来の旨みが堪能出来て大満足。
衣もサクサクで水分と触れることでべちゃっとなるのを嫌って、敢えてカレーのルーを付けないようにして食べた位。

カレーのトッピングにも関わらず、店員さんに「ソース下さい」って言いそうになった(笑)。
やはり揚げ物で有名な店だけのことはある。


美瑛駅前の看板で地域の観光名所を探り、ロケ地をググってみるととある電話番号が掲載されていたので、それをナビに入力して車を走らせる。

ナビが案内したのはなんて事無い単なる小さな駐車場。
あたりを見渡してもと言うか丘の街だけあって周りを見渡すことはほぼ不可能な状況で、北がどちらかも判らない位なので致し方なくナビに入力した電話番号に電話をしてみる。

程なく観光案内のような所に電話が繋がり、斯く斯く然々でその場所を捜していると説明すると、そこからは電話越しにナビゲートしてくれた。

案内された場所は基本的にはバス専用駐車場のようだが、映画が上映されてから時間も経過しているため、今はこちらが通常の駐車場となっているようだ。

フラッと美瑛 その2_a0015198_09242320.jpg
駐車場にはやや色あせた看板が立っていた。
オープンセットまでは砂利道が続くが、砂埃が立つようなものでもなく普通に観光地に行くような格好であれば全く問題ない。
ただしピンヒールなどを履いていくとちょっと面倒かも知れない。


砂利道を5分ほど歩くとオープンセットが見えてくる。
フラッと美瑛 その2_a0015198_10184658.jpg
あったり前の話だが、映画で見たそのままだ!。
綺麗な石塀が積まれた赤い三角屋根の家。

北の大地に永いこと住んでいると、三角屋根の家に憧れたりする。
そう、こちらの家の屋根はほとんどが平面。
いわゆる「無落雪建築」となっていて冬の間に降った雪は全て屋根の上で処理する工法だ。
屋根雪が地面に落ちると事故にも繋がるし、大体が自身の所有地に屋根雪が落ちるだけのスペースを確保するほど各家庭に敷地がない。
だからこの様な赤い三角屋根はある意味とても贅沢な立て方なのである。
別に屋根は赤くなくても良いのだが、屋根に赤色を塗るという大胆さが贅沢なのだ。


こちらが正面。
フラッと美瑛 その2_a0015198_09281287.jpg
撮影方面から車がやってくる設定になっているが、その道がどんな道かと思ったら畑のど真ん中を突っ切るように走っている道でびっくり。
家の方面から見るとこんな感じ。
フラッと美瑛 その2_a0015198_10203414.jpg
残念ながら家の中はカーテンのためによく見えないが、テーブルなどが置かれているようだった。
フラッと美瑛 その2_a0015198_10220960.jpg
この様に敷地内にも入ることが出来るので、ぐるりと一周してみる。
見物客は今でもポチポチいるようで、この日も数組のシニアカップルや佐藤浩市ファンと思われるおばちゃん達が見学に来ていた。
もしかしたら樋口可南子や柄本明、マニアックなところで森崎博之ファンかも知れないがそんな事はどうでも良い。

フラッと美瑛 その2_a0015198_10245833.jpg
老後は手作りの白いチェアーに腰掛けてコーヒーをすすったりしながら過ごすのも悪くないと思ったが、よくよく考えればこの地域の暑さ寒さはハンパない。
夏は35度位まで上がるし、冬はマイナス20度を下回ったりする。
周りは畑だし、風が吹けば土埃が凄いことになり、冬はハッキリ言って陸の孤島になることは間違いないだろう。
車がなくちゃ生活出来ない環境なので、絶対に「車庫を建てよう」って思うはずだ。
ま、映画に現実を持ち込むのはナンセンスだが、ついそんな風に思ってしまう現実主義のAB型。


にしても見事な位の秋晴れ。
この日の気温23度位。
フラッと美瑛 その2_a0015198_10300771.jpg
石塀のアップ
フラッと美瑛 その2_a0015198_10275765.jpg
石塀をよく見ると凄く丁寧に積まれているのが判る。
TOKIOの仕事かと思うほどだ。


この場所に行ったことをFacebookで呟いたら、どうやらこの中にハートのマークが隠されていて、それを見つけると恋愛成就になるらしい。

再訪決定(笑)。

つづく


by Wonderfullifewith | 2015-09-20 10:42 | Comments(10)
Commented by mikamikuma at 2015-09-21 10:25 x
あ、そうですね、その家ですね、思い出しました、(^.^)/~~~
ただ、だれも出演者がいない、人がいない家というのは、淋しいものがありますね、
住んでいないと、ダメになるってのは本当でしょうねぇ~、ということは家も生き物か?

昨日の映画、着いたらもうすでに15分過ぎてますけどって、始まる時間間違えた、(笑
それじゃ、ダメだぁ~、明日にするか?って、ほかの時間を見たら、
15分後にアンフェアがある、それでいいって、

観たけど、金返せ、戻せぇ~、(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
久しぶりに、エンドロール始まりと当時に、クルマで待ってるって出た、((+_+))

今日もう一回、チャレンジして報告しますね、( ..)φメモメモ
レビューを見る限りでは、上記の金返せより、1.数ポイント高いんですけどぉ~、(笑
Commented by Wonderfullifewith at 2015-09-21 21:11
mikamikumaさん
家も生き物ですね。
人が住んでなければ痛み方が速い気がします。
やはりそれなりにメンテナンスを師弟泣かなければならないんだと思います。

アンフェア、そうでしたか。
映画は好みがありますからね。
Commented by detour135 at 2015-09-22 07:22
おはようございます(^^)
無落雪建築という言葉はしりませんでした。勉強になります。
写真を拝見する限り、周囲になにも無いので直射日光もすごいでしょうし
風もダイレクトに浴びるワイルドな土地のようですね(^^;)

恋愛が成就する事を願ってやみませんw
Commented by mikamikuma at 2015-09-22 08:58 x
マンガチックでしたね、あまり好みじゃないなぁ~、CGとか満載なので、
そのあと、クルマの主治医(Dのメカ)と待ち合わせていたんで、
そっちとの話の時間のほうが、よっぽど有意義だった、約2時間、(笑
やっぱりクルマも家と同じで、乗ってないとどんどんダメになるようです、
2回振られたんで、昼から再チャレンジ、ラブ&マーシー、これはカミサンはムリ、
http://www.loveandmercy-movie.jp/
管理人様もこの年代なのかどうか、わかりませんが、好きな人には必見です、(笑
Commented by Wonderfullifewith at 2015-09-22 16:15
detour135さん
屋根雪ってのは本当にやっかいなもので、時に人が死ぬことがあるためその処理方法には色々な技術が盛り込まれています。
無落雪建築もその1つですが、屋根の上にかなりの重量の雪が乗っても大丈夫なように家を建ててます。
それ故安く作ると冬にドアが閉まりにくくなったりするところもあるようです(笑)。

恋愛成就、期待しててください(キッパリ、じゃねーだろ)
Commented by Wonderfullifewith at 2015-09-22 16:18
mikamikumaさん
漫画チックでしたか。
それにこの手の映画は数年後にテレビで放送しますからね。
その時まで待ってみましょう。

ラブ&マーシー、初めて聞きました。
何だか楽しそうな映画ですね。
でもこれから観に行こうと思ったら、苫小牧か函館まで行かなくちゃなりません(^◇^;)。
Commented by mikamikuma at 2015-09-23 07:55 x
えっ、札幌でやってるとこないの?大都会なのに、(;一_一)
たしかにマイナーな映画だとは思うんですけど、
むかし、ビートルズと並んでというか、今になるとそれは格が違いますが、
ビートルズの英国に対して、米国のビーチボーイズのリーダーの半生記ものです、
最近アルバムを出したらしいんですが、ブライアン・ウィルソンのカンバックドキュメントです。
ので、大昔のサーフィン音楽の走りですので、その年代の方でなければ関心ないと思います。_(_^_)_
Commented by d5svb98 at 2015-09-23 08:24
おはようございます(^o^)

ラジコプレミアムで、STVラジオの「オハヨー!ほっかいどう」を聞きながら書き込みしています~

三角屋根の家が、贅沢な立て方だったとは・・・初めて知りました。
隣の敷地に雪が落ちては良くないのですね(^^;)
ちなみに、当家の屋根は傾斜しています(笑)


Commented by Wonderfullifewith at 2015-09-23 11:17
mikamikumaさん
以前やってたかも知れませんが、大手のシネコンではなかったと思います。
サクッと予告編を見てみましたが、どれも聞いたことのある懐かしいサウンドですね。
今度時間を見てドライブがてら行ってみようと思います。
Commented by Wonderfullifewith at 2015-09-23 11:19
マル運さん
またまたそのようなコアな番組を視聴されて(笑)。

三角屋根の家ってのは本当に贅沢なんですよ。
屋根雪が落ちても大丈夫なだけの敷地を持ってる家、または屋根の雪をどうにかして溶かしてしまう装置を装着出来るだけの財力が無いと建てられません。
なのでどちらもない通常の庶民はみな「無落雪建築」の家です。

内地に行くと驚くのが傾斜のある屋根と瓦です。
瓦にはちょっと憧れちゃいます。


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