2013年 09月 07日
白老バーガーに恵まれず昼食難民となってしまった自分、こうなれば次は虎杖浜(こじょうはま)の白身魚バーガーに賭けるしかない。 ということで、やや空腹なのをガマンしながら車を走らせて虎杖浜到着。 顔出し看板で写真を撮ろうかとも思ったが、さすがにおっさん一人でやることじゃないと思いすんでの所で思いとどまる。 でもおっさん二人ならやったと思う(笑)。 虎杖浜のお店は「たらこ屋虎杖浜」 臭みがなくて本当に旨い。 つくづく尿酸値を心配しなくて良い体に感謝したい。 てことで店内に入るも、陳列棚には海産物がメインでバーガーを置いている雰囲気は皆無。 店員さんに聞こうかとも思ったが、お客さん何言ってんの?って雰囲気ありありな感じ。 レジ横カウンターにも何か置いてある雰囲気はあるのだが、商品はほとんどなし。 店内をぐるりと見渡してそのまま退店。 またもや昼食難民となってしまった。 道すがらの国道沿いの店も何だかピンと来るものがなく、そのまま登別に到着してしまう。 登別と言えば蝦夷を代表する日本の名湯、せめて日帰り入浴に浸からない手はないでしょって事で、iPhoneでググるとこちらの店の評判が宜しいようだったので、早速入館。 駐車場は旅館の下と近所にあるようだが、直ぐ隣の場所に案内された。風情を感じる佇まい。 旅館の場所は登別温泉の入口付近で、向かいに病院があるところだから直ぐに判るだろう。 日帰り入浴の件を伝えると、会合の団体客がいるからもしかしたら混雑するかも知れないが受け入れOKの返事を頂いたので、貴重品をフロントに預けサクッと入浴。 大手の大型ホテルとは違う個人経営的な旅館なのでさほどおおきな浴室ではないが、それでも手入れが行き届いていて気持ちの良い入浴となった。 露天風呂も備えられていて、しばし晴天の空の下でノンビリ。 やっぱり温泉は良いねぇとつくづく日本人に生まれたことを感謝する瞬間だ。 実はこの旅館の前に大手温泉ホテルの日帰り入浴を利用しようとしたのだが、広い受付カウンターには従業員が一人、その人もずっと予約受付の電話をしていてこちらの対応が全くなされない状況だったので、カウンター前で電話が終わるのを数分待ってみたもののしびれを切らしてホテルを出てしまった。 実際ホテル側としてもチェックアウトからチェックインまでの昼の時間はアイドルタイムな訳で、そこにひょっこりきた日帰り入浴の客など誤差範囲の感覚なのかも知れないが、一応「日帰り入浴」の看板を上げてるのだからそれなりの対応はして然るべきではなかろうか、と思ったり。 温泉も入ったし、せっかくだから地獄谷でも観に行きましょうって事で車を奥に走らせる。 駐車場料金410円を払う。 これらの費用は環境保全に利用されるって事なので、気持ち良く支払う(って程の金額でもないが)。 410円を支払うと、地獄谷の駐車場と大湯沼の駐車場に求められるとのことなので、1カ所あたり205円となり何となくお得感を感じる。 地獄谷に向かうと辺り一面硫黄の匂いが立ちこめ、否が応でも「温泉地に来た〜」という気分になる。 死にたい人間以外はこの標識に素直に従った方が賢明だろう。 散策路をポクポク お湯がわき出ているところがあったので覗いてみると、そこには登別版トレビの泉宜しくお金を投げ入れる人が後を絶たないのか、お金投入禁止の札が出ていた。 奥から温泉地方面を観察 色々見て歩きたいが、如何せん空腹な身の為これ以上の徒歩は危険と判断して次の場所へは車で移動することにする。 大湯沼は徒歩でも行けるらしいが、駐車料金無料を利用しない手はないので車で移動。 周囲1km程あるおおきな温泉沼。 温度は表面で50℃、地底で130℃にもなるという。 おおきな沼の反対側には小さな沼があり、そこはさしずめ「薄緑の池」(笑)。 湯の花がたっぷりあるためこの様な色に見える。 薄緑の池から大湯沼を見るとこんな感じ 大湯沼の看板には50℃と書かれているが、水路ができているのでどの位の湯温か実際に確かめてみる。 やはり自分で確認しないことには納得はできないのが性分なので、熱いと判っていても手を入れるのが科学者の端くれってものだろう。 浸漬時間3秒が限界の温度。 表示に違わぬ高温だ。 この写真を撮るのには実は大変な苦労があり、カメラに付けていたレンズは24-105、下を向いていざシャッターを切ろうとすると、レンズがズームよりに伸びてしまう。 手を熱湯に入れていざ撮影しようとするとどんどんズーム、これを繰り返すこと数回(笑)、当然指先はどんどん熱くなってくる。 結局膝でズームを固定しての撮影となった。 コンデジで撮影すれば良かった。 再び大湯沼方面に戻って 愛車の奥側、沼の右側からは蒸気が上がっているので、あの辺は50℃じゃなくほぼ100℃の温度が湧いているんだろう。 湯煙殺人事件が起きてもおかしくない場所だと痛感。 浮気の場所に温泉を利用するのは、万が一のことも考え止めた方が良いとあらためて実感した次第だ(笑)。 そろそろ本格的に空腹を感じてきた。 つづく
by wonderfullifewith
| 2013-09-07 14:33
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Comments(6)
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kitanoeos at 2013-09-07 16:32
いゃ~楽しい、楽しい^^
旅番組に負けないレポありがとうございます。 恥ずかしながら数十年、蝦夷地に暮らしておりますが、 「いつ行ったっけ??」レベルの記憶です^^; 中学校の修学旅行かな?あれは函館か?? 彼女と?行った記憶も無いですねぇ。 次回は、おなか満腹編。楽しみみしております^^
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ぞっかー
at 2013-09-07 17:02
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wonderfullifewith at 2013-09-07 18:07
kitanoeosさん
自分も胆振方面は洞爺湖までは行っても、太平洋岸は本当にご無沙汰でした。 旅行雑誌だけでは判らない、実際の情報はやっぱり必要ですね。 自分、虎杖浜は小学校の時に行ったきりです。 おなか満腹編はこの次です(笑)。
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wonderfullifewith at 2013-09-07 18:08
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BONBY
at 2013-09-08 15:41
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地獄谷は地球の鼓動を感じる事が出来る所ですよね。
かなり前に真冬に泊りで行ったのですが 湯掛け祭りで鬼が出て来て子供が泣いてました。 その頃は散策路には全く興味がなかったし真冬という事もあり 大浴場から地獄谷を観て終了でした(笑) その後は転勤の連続で人生で一番良い時期を棒に振った様な気がします。 家族には悪い事をしたなと反省です。 定年になったら色々周りたいですねぇ~。 多分 一人旅です、暇なのは自分だけですから (笑) 罪滅ぼしに家族の分も楽しみたいと思います。 (オイオイオイ) それとも退職金全部取られて三行半かなぁ~ (ヒキツリ笑)
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wonderfullifewith at 2013-09-08 22:21
BONBYさん
こっちに住んでると、なかなか行かない場所ではありますね。 ほんと非常に勿体ない話だと思いますよねぇ。 自分も娘がまだおしゃぶりを咥えてたような時期に行ったのが最後ですから、本当にかなり昔です。 まぁ家族で温泉行っても緊張するばかりですし、結局通常の3倍くらい疲れて帰ってくるのがオチなので、この手の旅行には「金は出すけど口も手も自分も出さない」方向で乗り切ってます。 仕事が終わってからノンビリ犬の散歩して、その後冷蔵庫の残り物で適当に食事して寝る方がずっと楽というか(笑)。 娘にも「3人の予算を2人で使った方が旅のランクが上がって良いだろ?」と言ってますが、最近はそれが本当のことだと判ってきたようです。 自分は何時定年になれるか判らないですが、もし定年退職して闇夜に金を拾ったら、ノンビリ一人旅にでも出ようかと思ってます。 え?それは一人旅って言わないで、単に家を追い出されただけだって?。 まぁそういう言い方も正しいかも知れませんね(大笑)。 |
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