2010年 04月 17日
つぶやき
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クライアントさんが急逝した。
家族も全然知らないうちに、その人の体を病魔が蝕んでいたらしい。
本人は「何となく調子が悪いなぁ」くらいにしか思っていなかったようだが、それでもそれなりに体調が悪かったようで、葬儀の時には職場の人から
一服の際に「コーヒー飲みます?」と訊いた時に、
「体調がいまいちだから遠慮しておくわ」と断っていたとか。
自分で気づいていても、家族にはその体調の悪さを一切伝えることもなく、家族もまたその異変に全く気づかなかったらしい。

そしてある日、よっぽど辛かったのかご家族に、
「今日は仕事を休むので、病院に連れて行ってくれないか?」と申し出たらしい。
普段は自分で何でもやってしまう人で、病院も自分で行く人が家族に同伴をお願いしたのだから、その辛さたるや余程の事だったのだろう。

果たして診断の結果は「ガン」。
その時は何のガンは判らなかったようだが、全身転移が認められ、余命1年未満を言い渡された。
家族は「まだ少なくても半年位は大丈夫だから、親戚には(病名などが)はっきりしてから伝えれば良いよね」と言ってたらしいが、ご主人はそれからまもなく帰らぬ人となってしまった。

家族思いの素敵なご主人。
会社からの帰宅時は、真冬だろうが深夜最終便だろうが、奥様が最寄りのバス停までで迎えに行くほどの仲の良さ。
出勤時に出会っても、気軽に先に挨拶をしてくれる良い人柄。
そんな人が・・・。
運命とは時に非情なものだ。

たらればの話になってしまうが、もっと早く家族に体調異常を訴えていれば何とかなったのかも知れないと思うと、ご主人の取った家族へ心配を掛けさせたくないという気持ちは、見事に裏目に出てしまったようだ。

色々わがまま言って良いんだよ、家族なんだから。
色々言い合う、それが家族なんだよ。
言わないと判らないでしょ?






でも
「私はあなたの小間使いじゃない」と宣言されてしまったら最後、お願い事を含め一切何も言えなくなることも多い訳で・・・。

仕方がないから、目指すはPPK(ピンピンコロリ)。
分けにくい財産は残さず、もし残すとしても現金のみにしておこうと再認識した早春の午後だった。

by Wonderfullifewith | 2010-04-17 19:02 | しごとのこと | Comments(2)
Commented by ハッピーさんの隣り at 2010-04-18 02:04 x
言えないね~、言えない。色んな意味で言えない…

でも、自分の年齢的にも「自分の最後」考えなきゃいけない歳なんですかねぇ…
Commented by wonderfullifewith at 2010-04-18 07:30
ハッピーさんの隣さん
言えないです、何にも言えないですぅ。
もう、業務連絡以外は報告不能ですぅ。

最期は「朝起きてこないと思ったら」ってヤツにしようと思ってます。
現金方面は私の手にないので良いですが、身の回りのものは常に最低限ってことで。
あ、車の処分だけはお仲間にゆだねておかなければ(笑)。


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